『女王様たちの教室』※この小説はストーリー性・文章力<シチュエーションで構成されています。
また、「ほかの小説」との関係は、いまのところ全くありません。
完全な別物としてお読みください。
第一話「転入」五月に入り6年生になって1か月がたったある日のことだった。
突然だがお父さんの転勤が決まったらしい。
僕のお父さんは高宮グループの企業の一つに勤めており、今回は本社に転勤になった。
本社に転勤することは大変に名誉なことで、有能なものだけが本社で働けるんだそうだ。
お父さんもお母さんも大喜びで今までに食べたことがないような御馳走をみんなで食べた。
(あれはおいしかったなぁ・・・・)
それからあれよと言う間に引っ越しの準備が始まり、昨日やっと引っ越しが終わった。
今日から僕は新しい学校に通うことになる。
{高宮学園}という私立の小学校で、ここには高宮グループの社員の子供たちが通う。
生徒はほぼ社員の子女だ。
このことからも高宮グループの巨大さがわかる。
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「今日から新しい学校なんだ!友達たくさんできるといいな!」
僕は新しい学校の登校を前にドキドキワクワクする心を抑えられない。
ついさっきお母さんに家を出るとき「ちょっとは落ち着きなさい」と言われてしまった。
でも、新しい環境にソワソワしてしまうのは仕方ないよね!
そんなことを考えているといつの間にか学校に着いていた。
職員室に行ってみると担任の先生に会えた。
ちょっと無気力そうな感じを受ける女の先生だった。三井先生という名前だそうだ。
僕が転入することになったクラスは6年1組らしい。
三井先生と一緒に教室に向かうことになり、いまは教室の前にいる。
まず先生が扉を開け教室に入っていった。
「みんな席につきなさい」
「今日の朝のHRを開始する前にみんなに新しいお友達を紹介します。」
「戌井君入ってきなさい」
と先生が促してきた。
僕は扉を開け黒板の前に立つと自分の名前を黒板に書き元気よく挨拶をした。
「戌井 将人(いぬい まさと)と言います。みんな友達になってくれたら嬉しいです!」
みんなからは拍手で迎えてもらえた。
ただ、クラスメイトたちの視線が気になる。
男子はどこか悲しそうな表情で僕を見ているし、女子は妙ににやにやした表情で僕を見ている。
この温度差はなんだろう?わかるはずもないので、とりあえずは気にしないことにした。
僕は指定された席につき、HRが進んでいく。
HRが終わると1時間目は自習になり自己紹介の時間になった。
一人一人それぞれ自己紹介していく。
ただ、緊張のせいか、始めはクラスメイトの名前を覚えていたものの、どんどん前の人の名前は忘れてしまった。
自己紹介が終わると僕への質問タイムが始まった。
女子ばっかりが僕に
「どこから来たの?」
「何が好き?」
「ここをどう思う?」etc…
と矢継ぎ早に質問を浴びせてきた。
(そんなにいっぱい急に答えられないよ・・・)
そう思いながらも、ぼくはなんとか質問に答えていった。
結局、女子たちからの質問を答え終わるころには1時間目が終わった。
終わる直前にすごくきれいな女の子が僕に「放課後、あなたの歓迎会をするから残ってね」と言ってきた。
(嬉しいな、なにをするんだろう)
その時、僕はそんなのんきなことを考えていた。
2時間目の授業が始まったが、初めての学校で受ける授業は、僕が今まで受けていた授業よりも先まで進んでおり全然わからない。
私立ということもあって勉強も出来なければついていけないらしい。頑張ろう。
そして時間はどんどんと過ぎていき、いつの間にか放課後を迎えた。
(そういえば放課後に僕の歓迎会をしてくれるって言ってたな・・・)
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放課後になったが、クラスメイト達はみんな教室に残っている。
僕の歓迎会のためだ。
教室の机と椅子は教室の後ろのほうに片付け、広いスペースが作られている。
僕に歓迎会のことを伝えてきたきれいな子がみんなに号令をかける。
「ではこれから戌井君の歓迎会を始めます。」
<パチパチパチパチパチパチ>
クラスのみんなは僕を囲むように円状に立っている。そこからさっきの女の子が進み出てきた。
「ようこそ高宮学園へ。これからあなたの歓迎会を始めるけれど、あなたに覚えておいてもらいたいことがあるの」
(何だろう・・・・?)
「改めて自己紹介するわ。私は高宮美貴。この高宮学園を経営する高宮グループの令嬢よ。この意味がわかるかしら。」
「意味?」
「私が一言いえばあなたのお父さんを首にできる。あなたの一家を路頭に迷わせてホームレスにすることも簡単だということよ。嫌でしょ?」
「ええっ!嫌だよ!そんなの!!」
「そうよね。嫌よね?だったら私に逆らうことはお勧めしないわ。私の命令は絶対よ。わかったかしら」
「…………うん」
僕はその言葉に頷くしかなかった。
「うんじゃないわ。「はい、わかりました」でしょ?」
「はい…わかりました」
「よろしい。では将人、まずは着ている服を全部脱ぎなさい。」
「えっ!そんなことできないよっ!」
<バシッ>僕のほっぺたがジンジンする。目の前の高宮さんからビンタされたんだ。
「『できない』じゃないわ。『する』の。それともホームレスになりたいのかしら?
あなたのお父さんもかわいそうね。親不孝な子供を持って…」
「そんなっっ!やめて!わかった。脱ぐ!脱ぎます!」
僕は羞恥にプルプル震えながらブレザーに手をかけ、脱ぎ始めた。
女の子たちはにやにやして見守っている。
(あの表情はこういうことだったのか・・・・)
今頃それに気づいたがどうしようもない。
僕には命令に従う以外に選択肢は残されていない。
ブレザー、ワイシャツ、Tシャツと脱いだがそこで手が止まる。
「どうしたの?早く脱ぎなさい」
躊躇する僕に容赦なく声が掛けられる。
のろのろとした動きで、さらに靴と靴下を脱ぐ。
もうこれでズボンとブリーフだけしか残っていない。
ズボンをゆっくりと脱いでいく。
ズボンを足から抜くと、残るはブリーフ一つだ。
これを脱ぐと全裸になってしまう。
また、踏ん切りがつかず手が止まる。
すると、高宮さんの目つきが剣呑になり始める。
僕は意を決し、ブリーフに手をかけると一気に脱ぎすてた。
そこで、周囲で見ているギャラリーにどよめきがおこる。
「なにあれっ!すごっ!」
「初めて見たよあんなの!顔は可愛いのにあんなに・・・・」
などの声が聞こえてきた。
どうやら、みんなは僕のチンチンに驚いているようだ。そんなにおかしいの?
目の前にいる高宮さんも驚きに目をみはったが、その直後、面白くて仕方ないというように笑みを浮かべた。
「あなたかわいい見た目に似合わずすごいのね。びっくりしたわ。いつもオナニーばかりしているのかしら?」
(オナニーって何だろう・・・)
「オナニー?」
意味が分からず首をかしげる僕に、さらに高宮さんの笑みは深くなった。
「そう。知らないのね、面白くなってきたわ。知らないなら教えてあげる。」
そう言うと高宮さんは男子の一人を呼びつける。
「タツヤ、いらっしゃい。将人にオナニーの手本を見せてあげて」
ジャニーズ系の顔立ちをした少年が進み出てきた。
この子が達也君という子のようだ。
呼ばれた男子生徒=達也は従順に僕の前まで来ると服を脱ぎ始めた。
達也がブリーフを脱ぐとチンチンがあらわになったが、僕とは比べ物にならないほど小さい。
5センチもないだろう。あれが普通なのだろうか・・・・。
手早く服をすべて脱ぎ、全裸になった達也はチンチンをつかみいじり始める。
すると達也のチンチンは硬くなり大きくなり始めた。
(えっ!なにをやってるの?あれがオナニー?)
達也のチンチンはすぐに最大に勃起した。
だがそれでも僕の柔らかいままのチンチンより小さいようで、僕のチンチンと違って皮が先っぽに被ったままだ。
達也はチンチンを右手で握ると上下にこすり始めた。
チンチンをこする<シュッ シュッ シュッ>という音が聞こえてくる。
達也の顔は真っ赤になっているが手を止める気配はない。
「んっ はっ んんっ あっ」
達也が自らのチンチンをしごくのに合わせて、息遣いが荒くなってきている。
手の動きも徐々に速くなってきた。
僕はそんな達也の痴態から目を離す事が出来なかった。
そんな僕に高宮さんが声をかけてきた。
「ごらんなさい。あれがオナニーよ。自分の手でチンチンをシコシコするの。
オナニーするととっても気持ちがいいのよ。達也をよく見なさい。
気持ちよさそうでしょう?」
確かに体中真っ赤になりながらも手の動きは止まらないし、恥ずかしいだけではなさそうだ。
「あら?あなた達也のオナニーをみて勃起してるのね。けっこうエッチなんじゃない?興奮した?」
「勃起?」
「勃起っていうのは、エッチな気持ちになってチンチンが大きくなることよ」
指摘されたとおり、僕のチンチンは硬くそそり立ち天を向いて大きくなっていた。
「それにしてもあなたのチンチンすごいわね。こんな大きいのは初めて見たわ。背が低いのはチンチンにばっかり栄養がとられてるんじゃない?」
(やっぱり僕のって普通じゃないんだ・・・)
僕がチンチンのことについて気にしていると、達也のオナニーはどうやら終わりが近付いていたようだ。
「そろそろ射精しちゃいそうね。みんなの前で恥ずかしく射精しちゃいなさい?」
貴宮さんがそう言うと、達也はもう限界だったようでラストスパートをかけ始めた。
「ああっ もう出ちゃう 射精しますっ」
<ビュッ ビュッ ビュッ>達也がそう言って最後の一しごきをすると、達也のチンチンから僕に向かって白い液体が迸ってきた。
達也のチンチンから飛び出した液体は、僕の顔と体やチンチンにも降りかかり白く汚した。
栗の花のような生臭い匂いがするがそれほど嫌なにおいではない。
僕のチンチンからもあの白い液体が出てくるのかな?
「タツヤ、どう?気持ち良かった?」と高宮さんが尋ねると
「はい、気持ち良かったです」と答える達也。
オナニーするとやっぱり気持ちいいみたいだ。
「さあ、オナニーの仕方は分ったでしょう?みんなの前でオナニーして見せて」
と僕に改めて命令が下される。
どうやらやらないわけにはいかないようだ。
僕のチンチンはまだガチガチに勃起したままなので、おずおずと右手でチンチンをつかむ。
先ほど目の前で見たオナニーのやり方を真似しながら、上下にしごき始める。
はじめはうまく動かせなかったが、何回かシコシコとしているとコツがわかってきた。
僕の手が30往復ほどするころにはスムーズにチンチンをしごけるようになった。
それからしばらくシコシコしているとチンチンが気持ち良くなってくる。
「んっ んっ あっ」
思わず声が出てしまった。今まで体験したことのない快感がチンチンに広がり始める。
「そうよ、もっと激しくシコシコしなさい」
そう命令が飛んできた。
僕は命令に従い、チンチンをしごく手の動きをさらに速めた。
シコシコと激しくしごいていると、チンチンの先からツツーッとつゆのような液体が垂れ、先ほど達也の射精によってかけられた精液と混ざり、クチュクチュといやらしい音を発し始める。
そのままチンチンをしごくと、ヌルヌルが手の動きを助けさらにしごきやすくなった。
「あっ あっ ああっ」
シコシコしていると、チンチンが気持ち良くなり何かが昇ってくるような感じがしてくる。
「そろそろイっちゃいそうかしら?射精しそうならちゃんと
『僕はみんなに見られながらオナニーして射精します。僕の恥ずかしい射精を見て下さい』と言ってから射精しなさい」
と命令が与えられる。
恥ずかしくて僕の顔は真っ赤だと思う。でもここでやめるわけにはいかないし、なによりもチンチンが気持ちよくて、意思とは関係なく手が動きオナニーをやめることができない。
こんなに気持ちいいなんて!
もうダメだ!なんか出ちゃうよっ!!
「あっ んっ あっ ぼ、ぼくはみんなに んっ 見られながらっ お、オナニーして射精しますっ 僕の んっ 恥ずかしい射精を見て下さいっっ!」
<ドビュルッ ビュルッ ビュビュッ ビュッ ビュッ ビュッ>そう言い終わると同時に、僕のチンチンからはおびただしい量の精液が飛び出し床を汚していく。
さっきの達也が出した精液よりももっとドロッとして濃く、量もずっと多い精液が何度も僕のチンチンから飛び出していく。
周りからはまた
「すっごい量~。あんなの中出しされたら一発で妊娠しちゃいそう」
「うっわ~めちゃくちゃ濃いじゃない。ほかのやつらとは全然違うよ」
などの声が聞こえてくる。
だが、僕は初めての射精の快感に翻弄され、他の何も頭に入ってこない状態になっていた。
「どう?気持ち良かったでしょ?『オナニーさせていただいてありがとうございます』は?」
「お、オナニーさせていただいてありがとうございます」
僕は射精の虚脱で呆けたままそう言葉を返した。
それに高宮さんは満足したようで
「よろしい、あなたの立場は理解できたようね。あなたはこれから私たち女子のペット兼おもちゃよ。これから私のことは『ご主人さま』か『美貴様』と呼ぶこと!わかったわね?」
「はい、美貴様。」僕は屈辱をこらえながらもそう返答するしかなかった。
「いい子ね、いい子は好きよ。恥ずかしがることはないわ、他の男子たちも私たちのペットなんだから」
と、とんでもないことを美貴様は言い出した。
だが、僕はそれが本当なんだということがわかった。
「将人も自分の立場を理解したみたいだしご褒美をあげるわ」
といい美貴様は男子たちを集めだした。
「ご褒美のミルクをあげるわ。あなたたち将人にたくさんミルクを飲ませてあげて」
(ミルク? …まさか!)
嫌な予感が頭をよぎる。
男子たちはみんな服を脱ぎ全裸になっていく。
どうやら悪い予感が的中してしまったようだ。
男の子たちは全裸になると、みんなチンチンを勃起させしごき始めた。
男子全員が一斉にオナニーし始めるのを目の前で見ることとなった僕はその異様な光景に息を飲んだ。
数分後に訪れる未来を予測し、固まっている僕に容赦なく美貴様から命令が飛んだ。
「そのままそこに座って大きく口を開けていなさい。動いちゃだめよ」
僕はその命令に従い座ったまま口をあけてその瞬間を待つ。
それほど経たないうちに男の子たちの息遣いが荒くなりはじめ、手の動きが早まってきた。
どうやらもうすぐ射精してしまいそうらしい。
とうとうその瞬間が訪れた。
「みんなちゃんと口の中を狙って出すのよ。ご褒美なんだからちゃんと飲ませてあげてね」
という言葉が投げかけられた直後、一斉に射精が始まった。
<<<<<<<<<<ビュッ ビュビュッ ビュッ ビュッ ビュッ>>>>>>>>>
19人の精液が僕の口めがけて迸る!
僕の口の中には瞬く間に精液がたまり、反射的に吐き出そうとしてしまったが
「ちゃんと飲みなさい。ちゃんと飲まないとお仕置きよ!」
と叱られ、口をあけたまま喉だけを動かし精液を飲みほしていく。
次々に発射される精液でおなかいっぱいになりそうなくらい精液を飲まされた。
(喉に絡んで飲み込めない…うぐっ)
ドロドロしているためなかなか飲み下すことができない。
数秒後、最後の射精が終わり口の中にたまった精液を飲み下したところで
<パシャッ>という音とフラッシュの光が目に入った。
こんな姿を写真に撮られた!
「恥ずかしいです…撮らないで…お願いします」
と哀願する僕に向かって
「ペットに人権なんてないの。ペットの成長記録を撮っているだけよ。それに気がつかなかったかもしれないけど、今日の歓迎会は全部ビデオにとっているわよ」
と答える美貴様。
「私に逆らったりはしないと思うけど、万が一逆らったりしたら今日のビデオをどこかに公開しちゃおうかしら?そしたら変態さんに目をつけられて犯されたあと監禁されたりするかもね?」
そう言われた僕はもう何一つ逆らう気力を失った。
「そうそう、ちゃんとご主人様の言うこときいて従順にしていればそんなことしないわよ。おとなしくいい子でいなさいね」
「はい…」
「えらいわね。さあそろそろ歓迎会もお開きにしましょうか」
「でもちょっとそのままじゃ帰れないわよね。ちょっとあなたたち将人をきれいにしてあげて。あなたたちの舌でね」
僕の体は、飲みきれなかった分と狙いが外れた分の精液でドロドロになっている。
確かにこのままでは歩くだけであたりに精液を落としていってしまうし、服も着ることができない。
美貴様に命令された男子たちは、みんな全裸のままで僕の全身についた精液をなめとっていく。
物凄くくすぐったいのを我慢し黙ってなめられる。
顔や首、お腹などは平気だったが、おへそや乳首をなめられると妙な快感が感じられ変な気分になりそうだ。
さらにみんなの舌は、僕のチンチンにこびりついた精液も舐めとっていく。
「う、うぅ」
チンチンを舐められているうちに気持ち良くなりまた勃起してしまった。
「あらあらまた発情しちゃったの、エッチな子ねぇ。またオナニーする?したいなら見ていてあげるけれど」
と美貴様に言われるが、もう勘弁してほしい。
「ごめんなさい、もう許して下さい。お願いします。」
涙目になり、卑屈に哀れを誘う僕。
必死になって別のことを考えチンチンを元に戻した。
どうやら僕の体の掃除は終わったようだ。
だが僕の体からはすぐにそれとわかる濃い精臭がこびりついている。
このまま帰ってしまうと、精液の匂いがすぐに他の人にもわかってしまうだろう。
「あの…臭いがついちゃってこのままじゃ帰れません。体を洗ってきてもいいですか?」
この学校にはあり得ないほどの最新設備が導入され、各階ごとにシャワー室、ランドリー室などが用意されている。
シャワー室に行かせてもらえれば臭いも落とせるだろう。
「そうねぇ、いいわ。洗っていらっしゃい」
「ありがとうございます」
僕は早速服を拾い上げシャワー室に向かおうとした、しかしそこで「待った」がかかる。
「服は置いて行きなさい。裸のまま行くの。チンチンは隠しちゃだめよ。」
油断させておいてさらなる恥辱を与えるつもりだったようだ。
だが、背に腹は代えられない。放課後だし残っている生徒も少ないはずだ。
「…わかりました」
「よろしい。ああそうだ。あなた今日転校してきたばかりだし、詳しい場所や使い方わからないでしょ?誰か連れて行ってあげて」
すると男子の中の一人が進み出てきた。
中世の王子様のイメージがぴったりの優しげな顔立ちの美少年だ。
ついついチンチンに目がいっちゃうけど、やっぱり僕よりもずっと小さい。勃起すればどうかわからないがこれくらいがほかの子にとっては普通なのかな。
(やっぱり僕のチンチンおかしいのかなぁ…)
「案内するよ。着いて来て」と王子様(仮)に促されシャワー室に向かう僕。
僕も王子様(仮)も全裸のまま教室から出て廊下を歩く。
途中までは誰もいなかったが、もう少しでシャワー室に着きそうというところでほかの子にあってしまった。
一瞬ギョッとした目になり、驚いたそぶりは見せたがからかってきたりはしなかった。
それどころか、何もなかったかのように目をそらして足早に去って行った。
僕は「人に見られてしまった!」とあわてていたのだが、何かおかしいと思っていると王子様(仮)がその疑問に答えてくれた。
「他のクラスの子たちは巻き込まれるのが嫌で見て見ぬふりしてるんだ。
とばっちりを受けたくないから、初めからかかわりあいにならないように振舞ってるのさ。ついでに言うと先生たちも見て見ぬふりしてる。だから先生に言っても無駄だ」
「僕たち一組の男子は美貴様に与えられたおもちゃなんだ。みんな顔立ちのいい子ばかりだと思わなかった?そういう子を選んで集めてるんだよ。君はとっても可愛いから目をつけられたんだ。君が不細工なら助かっていただろうけど…」
王子様はそう説明してくれた。
大人たちからは可愛いとよく言われるものの、自分ではそんなにかわいいとは思っていなかった。
でも、どうやら僕は同年代からみても可愛いといえる容姿みたいだ。
「そうなんだ…僕なんかより君のほうが何倍も格好いいと思うんだけどな」
「ありがとう。でもそんなことないよ。戌井君はすごく可愛い。なんか子犬みたいで目がすごくきれいだ。」
(うぅ そんなこと真顔で言わないでよ。やっぱりこの子、王子様キャラだ…)
「あ、ありがとう//////」
僕たちは全裸のまま廊下を歩いているというのに、今だけはそれを忘れおしゃべりを楽しんだ。
おしゃべりしているといつの間にかシャワー室についたようだ。
「さあ、着いたよ。シャワーで体を洗い流してくるといい」
僕は早速シャワー室に入りお湯のボタンを押す。
すぐに温かいお湯が僕の体を洗い流す。ヌルヌルして気持ち悪かった体がさっぱりして気持ちいい。
シャワーを浴びて気持ちが切り替わると、急に今まで押し込めてきた涙がこぼれてきた。
「あ、あれ?おかしいな周りがぼやけて見える…ぐすっ ひぐっ うあぁぁん あぁぁっ」
自分が今何で泣いてるのかわからない。
悲しいのか、恐怖なのか、安堵なのか、なんの感情がこの涙を引き起こしているのかわからないが、とにかくしばらく泣き続けた。
もちろん王子様(仮)にも聞こえているだろう。でも聞こえないふりしてくれているようだ。
今はその心づかいがありがたかった。
しばらく泣きながら体をシャワーで洗い流していたが涙もいつしか止まっていた。
「そろそろ出よう」
シャワー室から出ると、王子様が待っててくれていた。
「お疲れ様。気持ち良かった?」
そう言ってシャワー室から出た僕を、王子様が備え付けのタオルで拭いてくれた。
すごくいい子だ。友達になってくれないかな?
体を拭き終わった王子様に
「ありがとう。もし良かったら僕と友達になってくれない?」と言ってみた。
するとやわらかく微笑を浮かべ
「もちろんいいよ。僕もそう言おうと思ってたんだ。両思いだね、僕ら」と返答してきた。
嬉しいんだけど、照れる…。りょ、両想いって…!//////////
またしても王子様の天然発言で僕は赤くなる。
ふと、ここで王子様の名前を忘れてしまっていることに気がついた。
「ごめん、君の名前忘れちゃった。もう一度教えてくれる?今度は絶対に忘れない」
「あはは、しょうがないよ。僕は大神 綾人(おおがみ あやと)。これからよろしくね、戌井君」
「こちらこそ!僕のことは将人って呼んでよ。くん付けもいらない」
「わかったよ、将人。僕も綾人って呼んでほしいな」
「うん!よろしく綾人!」
僕たちはこの瞬間、場所も今の格好も忘れて、穏やかな楽しいひと時を過ごすことができた。
「さ、そろそろ教室に戻ろう?結構時間かかっちゃったから早く戻らないと」
「そうだね、急いで戻ろう」
僕たちは相変わらず裸のまま教室へと急いだ。
だが、来るときと違って僕たちの顔には笑みが浮かんでいた。
ショックなこともあったけど、綾人という友達ができたことは素直にうれしい。
教室に戻った僕たちに「遅かったわね。早く支度しなさい。もう帰るわよ」と美貴様から声をかけられる。
僕と綾人は急いで服を着た。
床に飛び散った大量の精液は、僕たちが戻るまでに誰かが掃除していたようで痕跡はなくなっていた。
「今日は楽しかったわ。これからよろしくね?あなたがいい子でうれしいわ」
と美貴様から僕に声がかかる。
この場合のいい子って言うのは「(ペットとして従順な)いい子」って意味なんだろうな…。
どうあれ、僕に許されているのは「はい、ありがとうございます。美貴様」
と返答することだけだった。
「さあ、帰るわよみんな。明日も楽しくなるといいわね」
と美貴様から帰宅の号令がかかる。
この口ぶりだと、やっぱり毎日のように女王様のお遊びは実行されているようだ。
初日でこれなら、これから先どんなことをさせられるんだろう。
後で綾人に聞いてみようかな。
6年1組のクラスメイト達はそれぞれの通学路に散らばっていった。
(綾人はどこにいるのかな? あっ、いた!)
「おーい!綾人ちょっとまってよ~」
声をかけるとこちらを振り向き、立ち止まってくれた。
すぐに追いつき「一緒に帰ろうよ」というと「うん、一緒に帰ろう」とOKの返事が返ってきた。
歩き始めてすぐに「綾人の家ってどこらへん?」と聞いてみた。
「北5条1丁目の5番地だよ」と返答が返ってきたのだが、うちの住所が確か{北5条1丁目6番地}のはずだから驚くことにお隣さんだったようだ。
「ほんと?!僕そこの隣に引っ越してきたんだよ!!」と僕が言ったところ
「そういえば最近お隣さん引っ越して行ったっけ。偶然だね。僕たち運命の相手なのかも」
とまた恥ずかしくなるようなことをナチュラルに言ってきた。
本人に自覚がない様子なのがタチが悪い。
(早くこれに慣れないと・・・・/////)
僕たちは帰りながらたくさんおしゃべりをした。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、すぐに家についてしまった。
もう着いてしまったことを残念に思っていると、綾人が
「まだ時間大丈夫だよね?良かったら僕の部屋に遊びにおいでよ」
と言ってくれた。綾人も残念に感じてくれていたらしい。
もちろん僕は1も2もなくOKした。
「ただいま」
「おじゃましまーす」
家の中に入ると綾人のお母さんが出迎えてくれた。
綾人によく似た優しそうでとてもきれいなお母さんだ。
「おかえりなさい。この子はお友達?」
「うん、今日転校してきた戌井 将人君だよ。隣の家に住むことになったみたいなんだ。今日会ったばかりなんだけどとってもいい子で仲良くなったんだよ。これからもよく連れてくると思うから覚えておいて」
「あらあら、そうなの。よかったわね。将人君、綾人と仲良くしてあげてね」
「はい、もちろんです」
僕たちは挨拶を終えた後、靴を脱いで2階の綾人の部屋にまっすぐ向かう。
綾人の部屋は、綾人の性格なのか清潔でよく整頓されている。
「あっ、この部屋僕の部屋の向かいだ!たぶんカーテンと窓開けたらお互い見えるよ。」
「へぇ、それはいいね」
ぼくはそこでまた嬉しくなってしまう。
「そこのベッドの上にでも腰掛けてて、今ジュースでも持ってくるよ」
綾人はそう言って1階にいきジュースとお菓子を持って戻ってきた。
綾人とは話も合い、いろいろとおしゃべりしていたのだが、話題は自然と学校の話になった。
「ねえ、綾人、ぼくたちってこれから何させられるのかな」
「僕にもわからないよ。何をさせられるかはいつも美貴様の思いつきで決まるから…」
「今まではどんなことさせられたの?今日みたいにその…お、オナニーとか?」
「今まで?そうだなぁ…
例えば、させられる人数も内容もいつも違うんだけど、
『手を使わないで犬みたいに給食食べさせられたり、裸で授業を受けさせられたり、教室で授業中におもらしをさせられたりとか、
みんなの前でオナニーさせられたり、野球拳させられたりとか、罰ゲームつきの恥ずかしいゲームをやらされたり、チンチンを咥えてなめさせられたり、外で足をあげて電柱におしっこさせるとか、
お尻の穴をいじられて射精させられたり、お尻の穴におもちゃを入れられたり』
とかいろいろやらされたかな」
「お、お尻の穴??そんなところも?」
「うん、将人は知らないだろうけど、お尻の穴も気持ち良くなるんだ。
最近、美貴様が特に興味あるらしくて、お尻をいじられる頻度が増えてきてる。
初めのころはまだ軽い内容だったんだけど、最近どんどん内容がエスカレートしてきているから、いずれは何をやらされるか…。」
「そうなんだ…。やっぱり綾人もお父さんのこととかビデオや写真で脅されてるの?」
「そうだよ。僕たちのクラスはみんな両親が高宮グループに勤めてる。みんな脅されておもちゃにされてるのさ。」
「やっぱり、みんなそうなんだね。いつか自由になるのかな?」
「どうだろう、美貴様が飽きるまで今のままだろうけど、それまで何をいつまでやらされるか………。みんなもう諦めてるよ…。」
僕たちはこれからのことを考えると、暗鬱な気持ちになるのを抑えることができなかった。
そこで僕たちはその話題を切り上げ、好きなテレビや好きなゲーム等の話で盛り上がった。
逃避であることは分かっていたが、それ以上その話をしてせっかく遊びに来たのに暗い雰囲気になりたくなかったのだ。
楽しく話していると時間はあっという間に過ぎ夕食の時間になった。
そろそろ帰らないと。
「僕そろそろ帰るね。楽しかった。今日初めて会った気がしないな。なんかもう何年も友達だったみたい。」
「僕もそう思うよ。僕たち今日から親友だね!」
「うん!!」
綾人に会えたことは、転入が決まって以来で最も幸福なことだった。
僕はこれから一生を共に友達として過ごせるだろう相手を見つけた確かな予感と確信を感じていた。
{続く}
現時点での登場人物・語句
(※展開上の理由で年齢設定を当初と変更してます。)
{登場人物}
主人公=戌井 将人(いぬい まさと)~12歳。高宮学園6年1組に編入する。
子犬ちっくなかわいい少年。
背は低く未発達だがペニスは大きく成長済みで、すでに普段から完全にムケている。でも無毛。
性知識はあまりない。
女王様=高宮 美貴(たかみや みき)~男子〈ペット〉のご主人さま。高宮財閥令嬢にしてクラスの支配者。醜いものが嫌い。貴宮一族は女系であり、女より男の地位が低い。
6年1組の男子たちを毎日思いつきでおもちゃにしている。
王子様=大神 綾人(おおがみ あやと)~恥ずかしいセリフを天然で口にする。(本人が狙っているわけではない)
王子様のイメージぴったりの優しい顔立ちの美少年だが、芯の強い一面も持っている。優しく面倒見が良い。
将人と友達になる。
チンチンは年齢を考えればけっこう大きめ。無毛で仮性包茎。
{登場語句}
<高宮グループ>
~国内トップクラスの成長率を誇り、医療、衣服、機械製品、化学、薬品 etc…果てはアダルトグッズまで作っているという、世間のほとんどの分野に進出し、成功を収めている超巨大な企業グループ。
<高宮学園>
~高宮グループの社員の子女が通う私立の学校。
小・中・高のエスカレーター式になっており、小等部は6学年三クラスづあり、ひとクラスごとに男子20人、女子20人の計40人がいる。
生徒が希望すれば、外部の学校にも進学できる。
<高宮学園制服>
~・男子は紺のブレザーとYシャツに半ズボン(冬は通常のズボン)、白いソックスになぜか白ブリーフが指定制服
・女子は紺のブレザーにリボン、スカート、白のソックスが指定制服
- 2009/02/13(金) 23:33:55|
- 女王様たちの教室
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