今年の夏休みももう終わりか…。
今回の夏休みはいろんな意味で凄い夏休みだったなぁ…。
今でも正直言って信じられない。
たぶん、こんな夏休みを過ごしたのは僕だけかも…。
今、僕は夏休みの最後の日の絵日記をつけている。
絵日記にはあたりさわりのないことしか書いていない。
でも、本当は夏休みはこんなに面白みのないものではなかった。
(あんなこと絵日記にできないしなぁ…。)
今日までの絵日記を思い返しながら、過去へと思いをはせる。
そう、すべてはあの日から始まったんだ…。
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《7/21》
〈ガタタン ガタタン ガタタン〉
僕は今、一人で電車に揺られている。
今年の夏休みは両親の急な出張のため叔母の家で過ごすこととなった。
…本当は両親から離れて過ごすのは寂しいけどわがまま言うわけにはいかないよね。
そのために、各種交通機関を乗り継いでの一人旅と言うわけだ。
でも、もうちょっとで目的地だ。
叔母さんが迎えに来てくれるって言ってたけど…。
そういえば、叔母さんと羽海ちゃんに会うのも久しぶりかな。
羽海ちゃんともうまくやれるかな。
なんとかなるよね、きっと。
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「やっと着いたー!」
ようやく目的地に到着した。
弥美おばさんは…と、
「蒼空くーん、こっちこっち」
あ、いた。
「迎えありがとうございます」
「別に大丈夫よ、疲れたでしょ?車で来てるから家までもうすぐよ」
僕は弥美おばさんの運転する車に乗り、深井家へと向かう。
ほどなく深井家へと到着した。
「さあ、入って。暫くは自分の家だと思ってね。」
「おじゃましまーす。」と僕が言うとおばさんから
「違う、違う、『た・だ・い・ま』」
と注意が入る。
「は、はい。た、ただいま…」
「うん、よろしい」
叔母さんは満足してくれたようだ。
僕としてはちょっと違和感があるんだけど…まあ、いいか。
僕は深井家に上がりこみ、しばらく使わせてもらうこととなる部屋を指示された。
「今日からここが蒼空君の部屋になります。」
「はい、ありがとうございます。」
「ところで蒼空くん、お腹すいてない?何か作ろうか?」
「実は、お腹すいてたんです…お願いします。」
というやりとりがあり、早めの昼食を御馳走になった。
食べ終わったころ玄関から女の子の「ただいま」という声が聞こえてきた。
「あら、もう来てたんだ。蒼空ひさしぶり。」
羽海ちゃんが僕の顔を見るなり声をかけてきた。
「ちょっと前に着いたとこだよ。羽海ちゃん久しぶりだね」
「ふーんそうなんだ。私ちょっと着替えてくるけど覗いちゃだめよ。」
「の、覗かないよ!」
「バカね、じょーだんよ、冗談。本気で言ってないわよ。」
か、からかわれた…。
羽海ちゃんは二階の自室へと向かう。
僕はその間おばさんと雑談に興じる。
しばらくすると羽海ちゃんが戻ってきた。
「お母さん、私もお腹すいたから何か作ってよ。」
と催促するので叔母さんはどうせだからもうお昼にしましょうかと言って結局普通の昼食となった。
昼食を済ませた後は二階にある与えられた部屋へと行き、荷物を置く。
やっと一息つける…。
僕はベッドに体を横たえる。
「ふぅ、さすがにちょっと疲れたな…。体がだるい………zzzz」
「うーん」
僕は閉じていた目を開ける。
いつの間にか寝ていたらしい。
「知らない天井だ…」
とりあえずお約束の言葉を口に出してみた。
やっぱり基本だよね。
僕は目を覚ますととりあえず起き上がる。
でも、特にやることがないのでゴロゴロと何をしようかなーと思索にふける。
しばらくそうしていると玄関のチャイムが鳴った。
「はーい」と叔母さんが玄関を開ける。
なんか女の子と男の子の声が聞こえる。
羽海ちゃんの友達かな?
いつものことなのかおばさんは慣れた様子で二階へと来客を通す。
そして、羽海ちゃんの部屋へとはいって行った。
やっぱり友達だったみたいだ。
それから10分ほどした頃、羽海ちゃんからドア越しに呼ばれた。
羽海ちゃんの部屋においでって言ってる。
僕は特にすることもないのでそれに従い部屋へとおじゃますることにした。
するとそこには先ほど入ってきた男の子と女の子がいる。
どうやら僕のことを紹介しようとしてるらしい。
女の子の方が僕に声をかけてきた。
「君が蒼空くんだね。私は神矢 愛弓(かみや あゆみ)だよ。よろしくね。」
と自己紹介される。
続いて男の子も自己紹介する。
「俺は越地 陸斗(おち りくと)だ!よろしくな!」
とやんちゃな笑みをうかべて自己紹介してきた。
「僕は広井 蒼空(ひろい そら)だよ。こちらこそよろしくね。」
僕たちは互いに自己紹介し合った後一緒に遊ぶことになった。
テレビゲームやボードゲームなどで一緒に遊んでいるとあっという間に時間が過ぎて行った。
いつの間にか二人は帰る時間になってしまったようだ。
残念だけど仕方ない。
でも、「また明日も来るから一緒に遊ぼう」と去り際に言い残して行ったのでまた明日一緒に遊べる。
ちょっと楽しみ。
そのあとは僕も部屋に戻って宿題をやることにした。
(今のうちに終わらせとこ…)僕は宿題はすぐに終わらせる派なんだ。
きりのいい所まで片付いたので今日はもう終わりにしよう。
そう思ったところで、一階から「御飯よー」と声がかかったのですぐに降り夕食を食べた。
とても美味しかった。
ご飯を食べた後、部屋へと戻りテレビを見ていると「そろそろお風呂に入りなさい」と言う声が聞こえたのでお風呂にはいっちゃおうかな。
僕はバッグの中から着替えを出してお風呂に向かった。
そして脱衣所の扉を開けた…するとそこには予想してなかった光景が。
「キャアッ!」
と叫ぶ羽海ちゃんが全裸のまま立っていた。
僕は驚きで体が硬直し、そのまま固まっていた。
そして思いだしたように「ご、ごめんなさい!」
と謝り、目をそらしドアを閉める。
(み、見ちゃった…。女の子の裸…)
そう、数秒とはいえ膨らんだおっぱいと無毛のアソコまでしっかりと目に焼き付けてしまった。
僕は罪悪感を感じながらも初めて見た女の子の裸に興奮し、心臓の鼓動を早めた。
僕はひとまず脱衣所から離れリビングに逃げ込んだ。
ソファーに座って呼吸を整える。
すぐには落ち着くことができなかったものの数分してやっと落ち着いた。
そして羽海ちゃんが脱衣所から衣服を身につけ姿を現した。
表情を見る限り怒ってはいないみたいだけど…。
羽海ちゃんは僕の近くまで来ると僕の頭を思いっきり叩く。
「イタッ」!
たまらず声に出てしまう。
「レディーがいるんだからちゃんと確認しなさい!今回は貸し1だからね」
ちょっと赤くなった顔で僕を叱責する羽海ちゃん。
「ごめんね。本当にゴメン」
僕はそう言うしかなかった。
「今後はちゃんと気をつけること!今回は許してあげるけど。」
「うん、気をつけます。」
僕はそう言うしかなかった。
僕は羽海ちゃんと入れ替わりでお風呂に入った。
頭の中では先ほどの衝撃を忘れられず、何度も何度も羽海ちゃんの裸をエンドレスリピートしている。
頭の何割かはその映像の再生に割り振られたまま、半ば機械のように無意識のまま体を洗う。
今までにない興奮で僕のチンチンはギンギンに勃起してしまっている。
体を洗いながらもいつの間にかチンチンに手が伸びてしまい快楽を得ようとする僕のあさましい衝動をその度に押しとどめる。
心の中では「オナニーしちゃえば楽になるよ」という誘惑と「叔母さんがまだあとで風呂に入るんだからダメ!」という理性とのせめぎ合いが起こっている。
なんとか我慢して体を洗い終わり、脱衣所に行く。
未だ勃起したままのチンチンを何とか収めようとするのだが、僕のチンチンは狂ったかのように勃起をやめようとしない。
このままじゃ体が冷えてしまうため仕方なくそのまま服を着る。
勃起したチンチンが邪魔をして履きづらいのを何とかしてブリーフを穿く。
チンチンがブリーフを内側から突き上げテントを形成する。
それを無視してパジャマを身につける。
パジャマを着終わるとゆっくりと脱衣所のドアを開け、顔を出す。
廊下には誰もいない、チャンス!
僕は勃起したチンチンを隠しながら部屋へと向かう。
そろそろと進み、もうちょっとで部屋につきそうというところで〈ガチャッ〉と音がして羽海ちゃんの部屋の扉が開いた。
「あっ、蒼空。もう寝るの?」
と僕を見て声をかけてきた羽海ちゃん。
僕は勃起がばれないように気をつけながら、
「まだ寝ないけど。今部屋に戻るところ。」
と返答する。
羽海ちゃんは「ふーん」と言って一階に下りて行った。
どうやら勃起はばれずに済んだようだ。
「ふぅ…」
僕は息を吐いて自室の扉を開け、中に入る。
部屋に入るとやっと落ち着いた。
僕はいまだに勃起したままのチンチンに目を向ける。
「いい加減おさまれって…。僕、エッチなのかなぁ」
いまだに勃起を続けるチンチンのあさましさに落ち込む僕。
チンチンは全然収まる気配を見せていない。
どうも一度射精しないとおさまりそうにない。
「仕方ないよね。出しちゃわないとおさまりそうにないし」
僕は自分にそう言い訳をしながらオナニーすることに決めた。
自分の家じゃないところでオナニーすることに若干の抵抗を感じるが、もう我慢するのも限界だ。
僕はティッシュを3枚ほど折りたたむとベッドに横になり、ズボンとブリーフを脱いで下半身裸になる。
既に痛いほど勃起しているので準備せずすぐにしごき始める。
「んっ ああっ んぅっ」
ずっと我慢していたせいか、環境が違うせいか、いつものオナニーよりずっと気持ちいい。
たっぷりと焦らされた僕のチンチンは快楽に悶え、涙を垂らして喜んでいる。
トロトロと垂れてくるカウパー液で動かしやすくなり、さらにしごくスピードが速くなっていく。
「んあっ ふうっ はっ あっ んっ」
僕の息はどんどん荒くなり、僕の手はどんどん速くなる。
いつもより興奮してるせいだろう、普段のオナニーよりもずっと早いがもう射精しそうだ。
「あっ あっ あっ あっ んっ 気持ちいいよっ イっちゃうっ!」
〈ドピュッ ドピュッ ドピュッ ビュッ ビュッ ビュルッ〉いつものオナニーよりも大きな快感が僕のチンチンに与えられる。
いつもよりずっと激しい射精に僕の頭の中は一瞬白くなる。
射精を終えてすっきりした僕は後かたずけをする。
勢いが強すぎたせいかティッシュの中に射精したつもりがあたりに精液がまき散らされている。
「うわっ やばい!」
僕はあわてて染み込む前に精液をぬぐい取る。
なんとかきれいになったところで一息つく。
一度射精したおかげでチンチンも落ち着いたようで勃起がやっとおさまった。
僕はそのあと、体がだるくて勉強する気が起きなかったので漫画を読んでしばらくした後寝ることにした。
おやすみなさい…zzz
{続く}
- 2009/05/01(金) 06:27:34|
- ヒミツの夏休み
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