「はじめてのはつじょう」「うわっ!雨降ってきた…どうしよう、傘持ってきてないよ…」
学校から帰る途中、急に雨が降り始めた。
雨降るって思ってなかったから傘を持ってこなかった。
あっという間に僕の体はずぶぬれになっていく。
「うわっ つめたっ!走って帰るしかないか」
僕は雨に濡れるのは諦めてダッシュで帰ることに決める。
タッ タッ タッ タッ タッ…足もとの水たまりを踏み越えて走り、右へ左へ駆け抜けていく。
そしてある道の曲がり角で僕は茶色いかたまりを見つけた。
「ん?なんだろう…」
足を止めて近くによってみる。
「あっ 子犬!?た、大変だ、死にかけてる!」
なんとその塊は小さな子犬だった。
衰弱し、雨に打たれて呼吸を弱くし始めているこの子を助けるために、僕は服が汚れるのを構わず、懐に抱き締めると獣医に連れていくべく、かけ出した。
「もうちょっと我慢してね!絶対助けてあげるから!」
僕の足で獣医院まで連れていくよりも、お母さんに車で連れていった方が早いと思い、急いで家に帰った。
「お母さん、大変なんだ!」
「お帰り、どうしたの?慌てちゃって」
「お母さん、この子死にかけてるんだ。助けてあげたいんだよ!お願い、病院まで連れてって!」
「まあ、大変!わかったわ。すぐ連れて行ってあげましょう」
僕たちはあわただしく準備すると車に乗り込んだ。
「大丈夫だよ…死んだらダメだからね…がんばれ…絶対助けてあげるからね」
僕は抱きかかえた子犬を少しでも温めようと体を密着させながら声をかける。
懐の子犬はもう衰弱しきっているのかほとんど動かない。
僕は車に乗ってる間ずっと「がんばれ…がんばれ…大丈夫」と小さな命を願い続けた。
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「もう大丈夫。この子は助かるよ」
やっとたどり着き、処置を済ませると獣医さんが安心しなさいと言ってくれた。
「ホント?良かった…」
僕は安堵で泣きそうになりながらへたり込む。
「この子は野良みたいだね。坊やが見つけて連れてくるのがもうちょっと遅かったら死んでいただろう。
君は優しい子だね。偉いぞ。」
そういって僕の頭を獣医さんがなでてくれた。
「えへへ…」
僕は照れながらもそれを受け入れる。
「それで天野さん、この子はしばらく入院させますが、引き取られるかどうかご検討のうえ、私どもに連絡ください。
場合によっては里親を探さなくてはなりませんので」
「はい、分かりました。ありがとうございます。」
お母さんと獣医さんはこの子をどうするかという話をしているが僕はその話に加わることは許されなかった。
帰宅後お母さんとあの子をどうするか話し合った。
「恵はあの子をどうしたいの?」
「僕はあの子をうちの子にしたい。ちゃんと世話するから、お願い!これっきりなんてそんなの嫌だよ!」
「……分かったわ。いい加減な気持ちじゃないみたいね。
いいわ、あの子をうちの子にしましょう。
ちゃんと名前つけてあげなくちゃね。
いい名前考えてあげなさい」
「え!?いいの? やったーっ!ありがとう、お母さん」
僕はあの子を飼う許可を得て舞い上がらんばかりに喜んだ。
「そうときまれば必要なものをそろえておかなくちゃね。これから買いに行きましょうか、一緒に行くでしょ?」
「うん!」
僕とお母さんは首輪やえさを入れるお皿など必要なものを一緒に買いそろえた。
夜になるとお父さんが帰って来て、あの子の話をすると
「そうか、偉いな。ちゃんと面倒みてやるんだぞ」
とほめてくれた。
えへへ…。
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------〈数日後〉
獣医さんからあの子が元気を取り戻したので退院していいと連絡が来た。
うちで引き取りたいと事前に伝えていたので注意事項の連絡と引き渡しのため、医院へと向かった。
「ほら、坊や、元気になっただろう。」
「ホントだ」
あの時死にかけていたこの子がこちらを見つめていることがとても嬉しい。
ゆっくりと脅かさないように手を差し出すとフンフンと匂いを嗅いだ後、ペロペロと指先を舐めてくれた。
「あははっ くすぐったいよ~」
どうやら仲良くやれそうだ。
おびえられたらどうしようかと思っていたけど、結構なつっこい子みたいで良かった。
「じゃあ、天野さんこの子のこと大切にしてあげて下さい。」
「ええ、そうします」
「おい、お前いい人に拾われて良かったなぁ」
「クゥーン」
まるで返事したようなタイミングで鳴き声を上げた子犬。
かわいいー!
僕たちはそのあと獣医さんにお礼を言って子犬を引き取ると医院を後にした。
「それでこの子の名前は何にしたの?」
家に帰ってからお母さんに聞かれた。
「うんとね、『レイン』って名前にしようかと思ってる」
「雨の日に出会ったから?」
「うん、あと何か響きが可愛いから」
「そう、いいんじゃないかしら」
「よーし。お前は今日から『レイン』だ。わかった?」
「ワォン」
「あははっ 返事した。これからよろしくね、レイン」
「ワンッ」
「よーし、散歩行こうよ、レイン」
「ワンッ」
僕は新しく買った首輪をつけてやり、初めての散歩をレインと一緒に楽しんだ。
うれしくてあっという間に時間が過ぎた。
レインを引き取って以来僕はレインに夢中になった。
だって可愛いんだもん!
えっとね、レインってすごく頭いいんだ!
ちゃんとサンポって言ったら喜んで尻尾振り振りしてリードをくわえてもってくるようになったし、家の中でおもらしもしなかった。
レインって呼ぶとちゃんと駆けよってくれる。
ときどきレインって僕たちの言葉をちゃんと分かっているんじゃないかな?って思うくらいだ。
あまり悪戯もしないし、賢くていい子のレインに僕はもうメロメロだ。
友達にもついつい自慢してしまうくらい僕の心はレインの虜になっていた。
僕たちは互いを理解しあえる最高の友達になっていった。
あっというまに毎日が過ぎていき、レインとの出会いから2か月ほどたったある日のこと…。
あれ?なんかレイン様子が変じゃないかな?
何かそわそわしているような…。
僕は自分の部屋でレインと遊んでいるとレインの様子がいつもと違うことに気づいた。
うーん?どうしたんだろ?
「レイン、どうしたの?」
「クゥーン ハッハッハッ」
何かそわそわしながら僕の匂いを良くかぐ仕草を見せている。
なんだろ?
「キューン」
何か苦しそう…かな?
僕はレインの背中をなでてやった。
「どうしたの?具合悪いの?」
僕はレインがなにか病気にかかったのではないかと不安になる。
レインのことを注意深く観察しているとある部分のいつもと違う状態にびっくりした。
レインのチンチンが大きく勃起していたのだ。
「レインのチンチンおっきくなってる…もしかしてこのせい?」
そう考えるとレインの様子に納得がいく。
自分もエッチな気分になると勃起するようになり、オナニーして射精しないとむらむらとした気持ちを抑えられないからだ。
初めての射精を経験する前はどうしていいかわからずに落ち着かない気分を感じていたことが思い出され、それと似たようなものなんだろうと予想がついた。
犬の成長スピードは人間とは違うらしいのだけど、今のレインの年齢が人間で言うところの僕と同じくらいの年齢にあたるのかもしれない。
「レイン、射精したいの?」
「キュゥーン」
「うーん、僕が出させてあげるしかないのかなぁ…しょうがない、このままじゃレインがかわいそうだよね」
「レイン、僕が楽にしてあげるからこっちにおいで」
「クーン」
レインは僕の声に反応し近付いてきた。
僕はそんなレインを抱きしめ仰向けにして、チンチンをつまんだ。
「キャン!」
突然のことにびっくりしたような鳴き声を発したレイン。
「ごめんよ、レイン。今気持ち良くしてあげるからね」
僕はレインの硬く勃起したチンチンをやさしくしごき始める。
(うわぁ 犬って勃起するとこんな感じなんだ…)
チンチンをいじることなんて、当然自分のチンチンしか経験がないのでどの程度の力加減にすべきなのかつかみかねながらも、様子をうかがいながらチンチンをしごく。
少しの間上下にいじっているとレインの様子がまた変わってきた。
「クーン キューン フゥ ウゥ…」
「レインもう射精しちゃいそうなの?いいよ、射精して」
僕はレインが射精しそうなんだと思い、手の動きを速めた。
しかし、どうも様子が変だ。
あれっ?と首をかしげた次の瞬間驚くべきことが起こった。
レインの体が膨張を始めたのだ!
「レイン!」
僕はわけが分からず唖然としてそれを見守るしかなかった。
見る見るうちに膨張しその形をかえるレインの体。
僕は何が起きているのか、レインはどうなってしまうのかという不安のあまり思考を停止し半狂乱に「レイン!レイン!」
と叫んだ。
見る見るうちに変態していくレインの体はやがて胴が伸び、手足が伸び、鼻先が引っ込んでいく。
そして変身を終えたその姿に僕は驚愕した。
なんとその姿とは僕と同い年くらいの可愛い少年だった。
目の前にいる全裸の少年がレインだと状況は証明しているが、わけがわからなかった。
「れ、レインが人間に変身したぁ?」
僕の頭はおかしくなってしまったのだろうか?
ぼくの目には全裸の上、犬耳としっぽを生やした少年が映っている。
常識で考えて犬が人間になるなんてあるはずがないよね?
『犬は人間に変身できる。○か×か?』という質問を100人にしたとしても頭のイカれた奴だと思われて終わりだろう。
むしろ○とかいわれても僕のほうが相手の頭の中を心配してしまう。
しかし、レインは現実に少年へと変身したのだ。
僕は幻覚を見ているのか?
僕の深層意識上の理想の萌えが見せた幻なのではないのか?
頭が変になりそうだ。
そんな僕にレインが近寄りこう言った。
「あれ?ごしゅじんさまちっちゃくなった…」
「君がおおきくなったんだよ!って、れ、レイン!?言葉わかるの?」
「うん、ごじゅじんさまのことばはずっとわかってたよ…ぼくのことたすけてくれてありがとう」
「お礼なんていいよ。それよりレインなんで人間の姿なの?」
「えっとね…ぼくたちはただのいぬじゃなくていぬびとっていうんだって。
いままでにんげんになれなかったんだけど、ごしゅじんさまがきもちよくしてくれたときに『ふわぁー』ってかんじになってきづいたらへんしんしてたの」
「いぬびと?犬人ってほかにもいるの?」
「わかんない。ぼく、おかあさんとしかあったことないから…」
「レインのお母さんはどうしたの?」
「しんじゃった…」
「ご、ごめん!」
「ううん、いいの。いまはごしゅじんさまといっしょにいられるから」
「レイン…」
「ぼくのこと、こわくない?きもちわるくない?」
「あたりまえだろ!怖くもないし、気持ち悪くもない!レインはレインだよ!」
「ありがと…ごしゅじんさまがひろってくれてよかった」
「僕もレインとあえて良かったよ」
僕はレインと話すことができてむしろうれしかった。
怖いわけなんてあるもんか!
レインはほっとした表情を浮かべ、モジモジと身をよじると
「ごしゅじんさまぁ…さっきのつづき…して?」
とおねだりしてきた。
「えぇっ う~ さっきまでと違って恥ずかしいよ」
「ダメなの?」
レインは涙目になって僕を上目づかいで見上げる。
うぅっ それ反則だよぉ…
「ごしゅじんさまぁ…」
レインは涙を眼にためながら僕にお願いしてきた。
僕はそんなレインにすっかりやられてしまい、頷くしかできなかった。
「うん、いいよ、してあげる」
「ホント?」
レインはにぱぁと無邪気な笑みを浮かべ、喜んだ。
ホント、反則だと思う。
こんな顔されて拒否できるわけないじゃないか…。
僕はレインをベッドの上に仰向けにさせて、レインのチンチンを握った。
レインのチンチンは変身にともなって肥大化し、立派な姿を誇っていた。
肉体年齢的には僕と同じくらいだと思うのだけど、チンチンに限っては僕よりもかなり大きい。
レインのチンチンは硬く、大きく自己主張し、その身を紅潮させてその興奮を示していた。
僕は自分とは違う大きさや、他人のチンチンをいじることに戸惑いながらもその手を動かし、性器を刺激する。
「あぅ…くぅん きもちいいよぉ ごしゅじんさまぁ…」
「こうしたら気持ちいい?」
自分のチンチンをいじっている経験から気持ちいいポイントを探り、反応したポイントを重点的にいじる。
「わんっ なんかでそうっ くぅんっ」
「え、もう?分かった、いいよ、我慢しないで出しちゃえ」
「わうぅ~~~~~~」
ビュグッ ビュルッ ビュルッ ビュルルッ ビュウッ ビュッ ビュッ ビュッ初めての射精だけあってすごくたくさんの精液が射精された。
天井目がけて打ち出された精液は重力に従ってぼとぼととベッドへと降り注いだ。
(あとで掃除しないと…)
「わふぅ…」
「楽になった?」
「わぅ?」
僕は射精したばかりのレインのチンチンをみる。
しかし、レインのチンチンは一度の射精では満足出来ないとばかりに固く勃起したままだった。
「一回だけじゃダメか…」
まだまだ射精できるぞ!とばかりに自己主張するチンチンをみてどうしよう?とため息をつく。
「ごしゅじんさま…?ごしゅじんさまもいっしょにしよ?」
「えっ?うわぁっ」
急にレインが飛びかかってきて、ベッドの上に押し倒されるような形になった。
「ちょ、ちょっとレイン!まってっ」
レインは僕の服に手をかけてシャツをまくりあげるとぼくの乳首のあたりをぺろぺろと舐めはじめる。
「ちょっ やっ くすぐったい…」
服の中に頭を突っ込むような形になり、ぺろぺろと舐められながら、僕の服はズリズリとずらされ、上半身裸にされてしまう。
そしてレインは体を回転させ、逆を向くとズボンを下ろそうとし始めた。
そして、部屋着のジャージのズボンもズリズリと脱がされチンチンを露出させられる。
僕のチンチンは既に勃起しており、ズボンに引っ掛かって通り抜ける際その反動でブルンと跳ねた。
「うわわわわっ ダメ、わぁっ」
ついに僕のズボンとパンツは一緒に脱がされてしまい、全裸にされた。
「こらっ レイン… なわぁっ」
レインを叱ろうとしたとき、僕のチンチンがレインにパクッと咥えられた。
そしてそのまま舐められる。
「こ、んっ やっ ひゃっ」
ペロッ ペロッ ペロッ「ん、ん、ん、プハァッ こうするときもちいいんだよね? ごしゅじんさまにひろわれるまえによるのこうえんでこうやってるにんげんをみたんだー♪」
ペロッ ピチャッ ペロッ ピチャッ僕は今まで経験したことのないチンチンを舐められるという刺激に翻弄され、やめろと言えなくなってしまった。
本音ではやめて欲しくないからだ。
「んっ 気持ちい…」
ずるずると快楽に流されていってしまう僕。
ペロペロと舐められる舌の感触が気持ちよくてまあ、いいかという気になってきた。
僕とレインは現在さかさまに抱き合っているような恰好となっている。
レインの頭が僕のチンチンのところにあるように、レインのチンチンも僕の顔の前に突きつけられている。
快楽に支配され始めた衝動に突き動かされ僕も上から突き付けられたチンチンを口に含んだ。
「うわぅっ」
レインは急に咥えられた快感にビックリしたのかビクンッと腰を跳ねさせた。
しかし、すぐに受け入れてむしろグイグイとより押しつけてくるようになった。
僕たちはしばらくの間互いのチンチンをなめ合い、気持ち良くさせあった。
レインのチンチンは一度射精したためしょっぱい味と精臭をまとっていたが、不思議なことにそれはあまり気にならなかった。
「ん、ん、あ…」
初めての口淫は二人を快楽の高みへと着実に押し上げていく。
オナニーとは違うあたかかなヌルヌルがまとわりつく感覚が病みつきになりそうだ。
ピチャ…ペチャッ…ピチャッチンチンを舐める湿った音が耳から脳を犯す。
淫靡な音が理性を狂わせ、恥ずかしいはずの行為を望んで行わせる。
僕にはもう相手が男の子だとか人間じゃないだとかはどうでもよかった。
ましてや相手はレインなのだ。
忌避し、嫌悪を抱く必要などない。
むしろこれは愛情表現だ。
「んっ ぷはぁ んっ んちゅっ れろっ」
「はふっ わぅん ぅぅっ はふっ れるっ」
僕たちはフェラチオという行為を知らないため、相手のチンチンをただなめ続けた。
咥えてしごくよりも性急な刺激はなかったが、じわりじわりとチンチンが発生させる快感に酔わされていく。
チンチンの内側から染み出すようなゆったりとした快感はどこかマッサージにも似ていつまででも感じていたい気持ち良さだ。
どれだけチンチンをなめ合っていたのだろうか。
30分くらいか?
もしかしたら1時間くらいそうしていたかもしれない。
僕たちは互いに飽きずにいつまでもそうしていたが、ふいにレインが口の動きを止めた。
「ふぇ…?」
「わぅ…ごしゅじんさま。そういえばこのあとべつなこともしてたの…。こういうかっこになって?」
レインは四つん這いになると僕にその格好をしろと言ってきた。
曰く前に見た人間がそうしていたのだと。
快感にとろけた僕は大した疑問を持たずに四つん這いの姿勢をとった。
「ここからどうするの?」
「ん…れろっ」
ニュルッ四つん這いの僕のお尻にレインが顔を近づけお尻の穴に舌を差し込んできた。
「んあっ な、なにしてるの?」
「んっ んちゅっ れるっ ぷはぁっ こうやっておしりをぺろぺろしてたの。ぺろぺろされて『きもちいいっ もっとしてっ』っていってたよ」
「んっ へ、へんなかんじ…」
「んっ んんっ れろっ ぺろっ きっともっとぺろぺろしたらきもちよくなるよ」
「あぅ あ、んあっ ひゃっ」
「ぺろっ ぺろっ じゅるっ んちゅっ…」
しばらく僕はお尻の穴を舐められ続けた。
ずっとなめられているとお尻がしびれるようにじわりと気持ち良くなってきたように感じる。
「んっ な、なんか 気持ち良くなってきた…かも」
「わぅっ じゃあもっとするっ!」
「はぁっ んんんっ やっ なんか変だよ…足、ガクガクしてきた…」
「わふっ んっ れるっ ちゅっ んちゅっ れるっ」
「ん、はあっ くぅ はぁっ んんっ」
チンチンをいじられるときとはまったく異質の感覚が僕のお尻から生まれている。
体の芯を侵食するような犯される感覚がぼくをおかしくさせた。
それからまたしばらくお尻を舌で犯される時間が続いた。
「は、う…はぁ…ん…」
ずっとお尻を犯され続けた僕は息も絶え絶えに悶えさせられた。
快感は感じるものの、開発のされてないお尻の穴の、そのまた入り口ではいくら責められてもイクには至らない。
じわじわとしたわずかな快感が僕を責めつづけている。
もう楽にしてほしい…そんな思いが僕の脳裏をよぎる。
「くぅん…ぼくごしゅじんさまとこうびしたい…」
「はぁ はぁ ぅ… こ、交尾…?」
こうび…? ……後尾?口火………?
…って交尾!?でも僕たちどっちも男の子だよ…
「クゥーン…ぼくもうがまんできないの…」
顔だけ振り返って見たレインのチンチンはその言葉通りはちきれんばかりに勃起し、怒張していた。
「で、でも…ぼくたち男の子だからできないよ…?」
「このあとおしりにチンチンいれてたよ。ここでこうびするみたい」
「えぇっ こ、ここに?だ、だいじょうぶなの?痛くないの?」
「わぅっ まえにみたときはすっごくいれられてるほうがうれしそうにしてたよ…?」
「で、でも…こわいよ…」
「くぅん…だめ?」
うぅ…この顔をされると…ダメっていえない…。
僕このしぐさに弱いんだ。
涙目でこちらを上目づかいでみあげる表情でおねだりするレインに、僕はとうとう白旗をあげた。
普段ならまたちがったかも知れないが、快感に犯された頭は『怖いけど興味あるかも…』という気持ちとおねだりをかなえたい気持ちによってGOサインを出した。
「…いいよ。レインの好きなようにして…」
「わんっ」
満面の笑みを浮かべたレインは待ちかねたとばかりにその獲物へと飛びかかる。
獲物にされるのは僕だ。
いまから僕はレインと交尾するんだ…。
ドキドキとビクビクが混じり合った心でその訪れを待った。
ドクン。ドクン。
ドクン。ピトッレインのチンチンの先端が僕のお尻の穴に触れる。
「…っ!」
ズプリ…。レインのチンチンはゆっくりと僕の体内へと姿を消していく。
「っ ぅ あ、は… う… く…」
長時間にわたり慣らされていた僕のお尻は、初めてにもかかわらず従順にレインのチンチンを受け入れていた。
ズプリ…
ズプリ…
ズプリ…
ズン…「くぅ は…」
ついに根元まで僕のお尻の穴に挿入された。
肛門を押し広げられる未体験の感覚に僕はうめいた。
「わんっ わんっ わぅんっ」
チンチンを挿入したことで獣としての本能にタガが外れたのか、レインはすぐに腰をピストンさせ始めた。
「やっ はげしすぎ…苦し…」
ズプッ
ズプッ
ズプッ
ズプッ
ズプッ
ズプッ
ズプッ
ズプッ
ズプッ
ズプッ狂ったように打ちつけられるレインの腰の動きに僕は音を上げた。
「もっとゆっくり… くるしいよぉ…お願い…」
だが、本能に支配され獣と化したレインにはすでにその言葉は届かない。
「わんっ わんっ わんっ わんっ」
「ああっ ああっ あぐぅっ んああっ」
パンッ
パンッ
パンッ
パンッ
パンッ腰を打ちつけ合い、皮膚と皮膚、肉と肉がぶつかる音を立てながら一人と一匹の交わりは続いた。
「わぅっ わうぅっ わううううううぅーっ!!」
ドビュッ ビュビュッ ビュビュッ ビュッ ビュビュルッ僕の体内にレインの精液が大量に注がれる。
僕は息も絶え絶えになりながら、「やっと終わった…」と思った。
でも、それが終わりじゃなかった。
レインのチンチンは全く萎えることなく再び抽送を開始したのだ。
「わぅんっ わんっ わんっ」
「も、もう許し…」
僕は終わらない交尾の許しを請う。
けれど、今だ本能に支配された獣は止まらない。
「わんっ わんっ わんっ」
「あぅっ あっ あっ」
(激しすぎるよぉ… あっ!?)
ここまでの交尾では苦しさが先に立っていた。
しかし、交尾を続けるうちに僕のお尻の中が急に快感を強め始めた。
「えっ 何で? 何これっ うああっ じんじんするよぉっ」
「わんっ わんっ わんっ」
「なんでお尻こんなに気持ち良くなってくるの?怖いよ…変だよっ んああっ!」
僕のお尻の中の方からジンッという快感が体へと広がる。
なんでこんなところ気持ち良くなってるの?
僕の体おかしくなっちゃったよっ。
「ふあっ やっ んやっ あんっ あんっ あんっ」
「わうっ わうっ わぉーん」
ジュブッ
ジュブッ
ジュブッ
ジュブッ
ジュブッ
ジュブッ
ジュブッ
ジュブッ
ジュブッ
ジュブッ「あはっ あんっ んんっ うあっ」
「わうっ わうっ わうっ わうっ」
僕はいつしかお尻の快感を覚え、自分から腰を動かしていた。
「んっ あっ レインっ!きもちいいよぉっ もっとっ」
「わんっ わんっ わんっ」
ジュプッ
ジュプッ
ジュプッ
ジュプッ
ジュプッ
ジュプッ
ジュプッ
ジュプッ「はっ あっ も、もうだ、めっ 」
「わんっ わんっ わんわんっ」
僕は快感の高まりとともにお尻を貫かれながら無意識にオナニーしていた。
今は気持ち良くなることしか考えられない。
ただ、快楽を得る獣となり射精の快楽へとむかう。
「あっ イクっ イクっ イクぅーーー!」
「わんっ わんわんっ うぅーーーっ」
二匹の獣は激しく絡み合い同時に射精へと到達した。
ビュビュッ ビュッ ビュルルッ ビュッ ビュルッベッドへとこぼれた精液がボタボタと落ちる。
僕は最高の快楽へと到達し、体を痙攣させた。
だが、これでもまだ性に支配された獣の宴は終わらない。
すでに三回も射精しているにもかかわらず、またして交尾が再開された。
「あっ はあっ ああっ も、もう あああっ」
「わんっ わんっ わんっ」
続けて責められ続け、許容量を超えた快感と責めに僕の意識はもうろうとし始める。
そして僕はチンチンからダラダラと精液を漏らしながら失神した。
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ペロペロと顔を舐められている。
ん…くすぐったいよ…。
………あれ?
僕、どうして…。
…!!
そうだ、僕はレインと交尾してそのまま…
僕は意識を覚醒させ目を開いた。
まず目に入ったのが泣きそうになりながら僕の顔や体を舐めていたレインだった。
「あっ!ごしゅじんさまっ!」
「なんで泣きそうになってるの?」
「ごめんなさいっ ぼくへんになっちゃって とめられなくって ごしゅじんさま うごかなくなって! びっくりしてっ! もうおきてくれないんじゃないかって!」
「レイン、落ち着いてっ!怒ってないから、あせらなくていいから…」
「くぅーん ごめんなさい…」
レインはショボーンとして涙を盛り上がらせながら僕へと謝ってきた。
どうやら、交尾で我を忘れて僕を犯したせいで僕が意識を失ったことを気に病んで落ち込んでいるようだ。
「僕は怒ってないよ。まあ、ちょっと激しすぎて辛かったけど最後はすっごく気持ち良かったし…」
僕は思いだして赤くなりながらもレインを落ち着かせる。
「ぼく、とってもきもちよくってよくわかんなくなっちゃって…くるしかった?」
「ちょっとね…。ん、コホン、つ、次はもっとやさしくしてよね//////////」
「……!またこうびしてもいいの?」
「/////// た、たまにならね。レインがどうしても我慢できなくなったらだからね!」
「わんっ ごしゅじんさまっ だいすきっ」
「う、うわぁっ」
レインが喜びの余り僕に飛びかかってきた。
今自分が人間形態だって忘れてるんじゃ?
「イタッ! 重いよっ」
「ごめんなさいっ えへへ…」
はにかんだレインの顔はとっても可愛かった。
僕はレインのおねだりを今後も結局拒絶できないんだろうなぁ…。
「そういえば、レイン?犬の姿に戻れるの?」
「わぅ?んー、………?」
「戻り方わからないんだね?」
「わん…」
「あ、あはは…どうしよう…。きっと戻れるよね?」
「クゥーン…」
結局、レインは1時間後くらいに元の犬の姿に戻ることができた。
その後に気づいたのだが、このベッドの掃除どうしよう…。
精液でドロドロだよぉ…
…
…
…。
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《後日談》
「あははっ そーれっ とってこーい」
僕はフリスビーでレインと遊んでいる。
レインは頭がいいからこんなゲームも大得意だ。
犬だからやっぱり体を動かすのが好きみたいで、公園がお気に入り。
今日も二人ともドロドロになるまで思う存分遊んだ。
最近は学校に行ってるとき以外は常にレインと一緒にいる。
寝る時も一緒に寝てるし、ご飯も同じ時間帯で食べる。
そして時々、シタくて我慢できない時は夜に同じベッドの上で……。
……これは誰にも秘密だ。
今ではもうレインのいない時間が考えられないくらいだ。
レインがきてくれてから毎日が輝いている。
家族の和もよりいっそう深まったと思っている。
「いつまでも一緒にいようね!レイン!」
「ワンっ」
《おしまい》
<登場人物>
天野 恵(あまの めぐむ)
~12歳。レインのご主人さま。心優しく、動物(特に犬)が大好き。
レイン
~ミニチュアダックス。まだ子犬で生後6~7ヶ月くらい。雨の日に拾われたからレイン。
※実際の犬の生態などは実際と描写が異なっている可能性があります。そこは見逃して下さいw。
- 2009/09/05(土) 04:25:14|
- 短編
-
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