死亡遊戯
第三話 MISSON・協力プレイ※視点は《》内の名前の人物になります。《潤也視点》僕たちは学校を何事もなく普段通りにすごし、下校時間となった。
現在は午後三時。
次のゲームを開始するタイムリミットまで1時間ちょっとなため、今日は育人の家に皆で集まった。
今までにクリアした指令はまだ2つだ。
今後どんな命令が下されるのか全く予想できず、みんな緊張している。
正直、僕はこれからもっとつらい命令が控えていることを予想している。
そして、4時となり、運命の時間が来た。
「みんな、覚悟はいい?そろそろ時間だよ。
皆分かってると思うけどあえて言う。
たぶん今までよりもっとつらい目にあう命令が出てくると思う。
まだ、僕たちの中だけで済んでるけど他人にも見られるかもしれないし、痛かったり苦しかったりする内容が出てくるのかもしれない。
でも、絶対諦めないで!
僕はこの中のだれかが死ぬなんて嫌だ!誰にも欠けてほしくない…。
どんな目にあっても助け合えば乗り越えられると思う。
それを忘れないで。」
僕は自分にも言い聞かせながら皆に頼む。
「そうだ!きっと何とかなる!」と煉。
「そうだね。助け合えば何とかなるよね」と大樹。
「そうだな。その通りだよ。」育人。
「うん。忘れない。」と刃。
皆、心は同じだ。
「じゃあ、次は僕が引く番かな。行くよ…!」
誰かの生唾を飲む音がかすかに聞こえる。
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〈いつ〉2時間以内に
〈どこで〉今までのゲームで使用された場所以外で
〈誰が〉刃が
〈どうする〉チンチンを刺激せずに射精する。(意図せずにぶつかってしまうだけなら可)- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
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《刃 視点》「…ぅ…僕、か。嫌だけど…しょうがないか。ただ、チンチン刺激せずにってどうしたらいいと思う?教えて欲しい。」
僕はあまりそこまで詳しくないので皆に意見を求めた。
「チンチン以外って言ったら…お尻の穴かな。僕もいじったことはないけど慣れると気持ちいいって話は聞くし。特に中の方に前立腺ってところがあってそこを刺激されると気持ち良くなるらしいよ。」と潤也が言う。
「乳首とか?」と大樹。
「ごめん。わかんねぇ」と煉。
「誰かにされるのなら耳とか首とか、あとチンチンと肛門の間のところも気持ちいいと感じるとは聞くけど自分で試したことはない。あと舌でなめられるのとかもいいとは聞くかな。」と育人。
「分かった。まずちょっと自分で試してみる。もし無理そうなら助けて。悪いけど育人のベッド借りるよ」
僕はそう言って自分の衣服に手をかける。
シャツとズボンを脱ぎ下着姿になる。
「は、恥ずかしいな、いざ自分がすることになると…ははっ」
笑って大したことじゃないんだと自分に暗示をかける。
そして、意を決してパンツを脱ぎすて全裸になった。
(大樹だって煉だって脱いだんだから恥ずかしいのはみんな一緒だ…)
そして全裸になったあとはベッドに仰向けに寝転んだ。
そしてまず、両手で乳首をいじってみる。
指の先でクリクリとしばらくいじってみるが未開発の乳首ではなかなか思うように気持ち良くなるのは難しいみたいだ。中々気持ち良く感じない。
乳首が上手くいかないとなると次はお尻しかない。
正直お尻をいじることには戸惑いを感じるけど死ぬよりはましだ。
右手の中指を口に含み唾をたっぷりつけてお尻の穴にあてがう。
そしてゆっくりと押し込んでみる。
「うっ くっ」
こわばってきつくすぼまったお尻の穴にはなかなか上手く指が入っていかない。
大きく深呼吸して力を抜く。
お尻の穴の入り口周辺に唾をなすりつけるようにしてちょっとづつほぐしていく。
「んっ」
先っぽが入った。
先っぽが入っていくと指の根元まではすぐに入っていく。
中指が根元まで入り、少し動かしてみる。
「ん…」
しばらくいじってはみたものの、今までいじったことがない部分なのでどうも動かし方がわからない。
慣れるための時間があればイケるのかもしれないけど、まだすぐには無理そうだ。
「ごめん、ちょっと無理そう…。助けて…」
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《育人視点》心配しながら見ていたけどいきなりチンチン以外で射精しろと言われても難しいようで刃が手助けを求めてきた。
もちろん助ける。
手伝うにあたって役割分担を決めようという話になった。
「みんな、これからは恥ずかしいとか嫌だとかって気持ちは捨てよう。刃の命がかかってる。その上で、それぞれどこら辺を担当するか決めよう」
「じゃあ、僕がお尻の方担当するよ。まだ知識としてはわかるから。」と潤也。
「うーん、俺はじゃあ下半身」と煉。
「ええと、じゃあぼくは耳とか首とか前の方かな」と大樹。
「じゃあ、オレは乳首を中心に上半身」と自分の担当も決まった。
「あと、これをしたらいいっていうのはだれか思いつかない?何でもいい」
「じゃあ、俺たちも裸になろうぜ。刃だけ裸で皆にいじられるんじゃかわいそうだ。俺たちも少しは気持ちをわけあってやろう」と煉が言いだす。
これは賛同を受け、採用される。
「あとはなるべく刃がエッチな気持ちになれるようにみんなでいろいろ試してみよう」
と潤也。
これはしながら考えるということで採用。
時間も少なくなっていくため早速行動を開始する。
潤也が「じゃあ、刃は仰向けになって楽にしててくれる?」と言うのを号令に一斉に行為を始めた。
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《刃視点》みんなが僕を助けに来てくれた。
全員裸になって僕の体をいじりまわす。
触られたり、舐められたりで変な感じ…。
「ん、ちょっとくすぐったいよ…」
まだ開発の進んでいない体は快感よりもくすぐったさが先に立ってしまう。
耳は甘噛みされ、乳首を指でつままれ、足の指を舐めまわされる。
「うひゃあっ」
さらにお尻の穴を舐められた。
お尻の穴に口をつけられ穴の中に舌が入ってくる。
お尻の穴の中でグネグネと動き回られるのは今までに経験したことのない感覚を感じさせられる。
グニュグニュ、グニュグニュと執拗にほぐされていくお尻の穴。
しばらくずっとそのままお尻の穴をなめられ続けた。
「ふぅ…くぅ、ん、はぁ…」
最初は異物感しか感じなかったお尻も徐々に開発されはじめ、淡い快感を感じ始めた。
お尻の穴がゆるんで閉まらなくなっている感じがする。
そして、口が放されたと思うと今度は指が入ってきた。
良くほぐされ、ゆるんだ穴は簡単にそれを受け入れる。
中でくねくねと動き回る指。
出し入れではなく腸壁を押しつつ何かを探す様に動き回っている。
そして、その指がちょうどチンチンの裏側あたりを押したとき、急に奥の方からジーンとした鈍い快感が発生する。
「んぁっ あっ!」
口から反射的に変な声が出てしまう。
何、この感じ…?
お尻に挿入する指が増やされ、快感の走ったポイントを突くように今度はゆっくりと出し入れされる。
出ていく時にはウンチするときにも似た快感を感じ、入れられる時には奥を突かれた時にまたさっきの快感が体に発生する。
お尻から感じる快感は、オナニーしてチンチンをいじるときの快感とは全然違う異質な快感だ。
こんなタイプの快感があるなんて思わなかった。
徐々にこの異質な快感に慣れ始め、自然に快感を享受し始める僕の体。
潤也が「どう?こうするとどんな感じ?気持ちいい?」と僕の様子を見ながら問いかけてきた。
僕はお尻で感じ始めてしまっていることを恥ずかしく思いながらも素直に
「うん…気持ち良くなってきた。なんか、奥を押されるとズンッって響く感じ…」
と今の感じを伝える。
潤也は「いろいろ試すから気持ち良くなったら言ってね。恥ずかしがらないでちゃんと教えて」
と言ってきた。
気持ちいいと口に出して伝えるのは恥ずかしいけど今はそんなこと気にしている場合ではないのは分かっているので「うん」と承諾した。
お尻が気持ち良くなってきたころ、体が慣れたのか他のいじられているところも気持ち良くなってきた。
体が快感を感じるスイッチを切り替えたように僕の体は快感におぼれ始める。
「ん…ふぁっ やっ あっ はっ」
いじられ始めたころとは声質や吐息がはっきりと違ってきているのが自分でもわかる。
自分でもわかるくらいだから、当然みんなもそれを感じているにきまってる。
恥ずかしい姿と声をみんなにさらしていることを意識すると顔が紅潮してきた。
でも、これは恥ずかしさばかりじゃなくて快感のせいでもある。
どんどんと僕の体はみだらに開発されていっている。
いじられ慣れるにつれて体は快感を覚え、もっともっとと「ピクン、ピクン」と反応を返す。
そして自分の体がどんどんいやらしく改造されていくことをリアルタイムで分かってしまうことにさらなる羞恥を覚える。
でも、それが快感をさらに高めていく。
初めは無理かとも思えたけど、このままいけばミッション達成できるかも知れない。
いや、しなきゃならない。
今は別のことを考えている場合じゃない。
僕は雑念を振り払い、気持ち良くなることだけを考える。
…もう、どれくらいの時間がたったのだろうか。
僕の体はもう快感に溶けて、何をされているのか徐々に分からなくなってきた。
だって、なにをされても気持ちいいんだ。
ずっとイジられて敏感になった体は初めの頃が嘘のように反応を返す様になった。
お尻もずっとイジられ続けて快感をしっかりと感じるようになった。
急にお尻から指が抜かれる。
「あっ…」
僕は反射的に残念そうな声音で声を出してしまう。
お尻の穴に物が入っていないことを物足りなく感じた。
でも別のものがお尻の穴に挿入される。
「ふああっ なにいれたのっ?」
今入ってきたものは指じゃない。
もっと硬いものを挿入された。
すると「これだよ」
とはいったものを抜かれ、見せられる。
それはマジックペンだった。
そしてまた、お尻に挿入される。
指よりも太く、奥まで届く。
さらに、さっきまでよりも早くお尻の中を出し入れされる。
唾でヌルヌルにされたお尻は何の問題もなくマジックペンを受け入れている。
あんなものを入れられるなんて…。
でも、さっきまでよりも奥に届くせいでより激しい快感を感じる。
話に聞いた男同士のセックスってきっと入れられる側はこんな感じなんだ。
僕はだれかに犯されているような想像をしてしまい、赤くなりながら少しだけ興奮を覚えた。
マジックペンだと動かしやすいのか早く的確に気持ちいいところを突かれる。
ピストン運動を繰り返されるうちにお尻の奥の方を中心として徐々に快感が高まり始めてきた。
「あぅふっ んハァ く、んん、 やぁっ な、なんかへんなかんじ…」
そう漏らした僕に「イケそう?」と声が掛けられるものの、いつものオナニーとは感覚が違うので、何とも答えづらい。
「ん…ハァ わ、わかん、ない。でも、気持ちいい…」
息を荒くしながらそう答える。
みんなは僕の快感をより高めようと弄る速度を上げ始めた。
「あ、あぁ、んぁ んくっ うやぁっ あぅぁ」
僕の口からはよくわからないあえぎ声が漏れる。
今までと質の違う快感に翻弄され良く自分でも何を言ってるのか意識せずに声が出ていく。
「はっ はぁっ んんんっ あっ」
僕の体をいじりまわす動きも激しさを増し、お尻を出入りするペンの動きもジュプジュプと音を立てるほどに激しく動かされる。
僕はそれに追い立てられるようにして快感を高められ、ある一点でそれがはじけた。
「あ、あ、あ、んはぁっ あああっ んんんんんんんっ」
<ビュ ルッ >僕のチンチンからドロッと垂れるようにして精液が漏れた。
オナニーしているときのように勢いよく飛ぶのではなくトロトロと滴るようにして射精する。
オナニーの時よりも精液が飛んでいかないせいか、長い時間射精の快感が続き、体がビクビクと震える。
射精が終わるとどっと疲れが体を襲う。
時計を見てみると、ミッション決定からすでに1時間40分程経っていた。
(危なかった…何とか乗り切った)
ミッションを何とか達成した安堵で体に力が入らない。
そんな僕の体をみんながタオルできれいに拭いてくれた。
皆、全裸で笑顔を交わし合う。
「ありがとう、何とかなったよ」とみんなに礼を言った。
「水臭いこと言うなって!それにしてもチンコ触んなくてもホントに射精ってできるんだな!」と煉が茶化してくるが、みんな口々に健闘をたたえ合った。
「冷静になって考えると、なんか凄いことしてるよね」
「そのうえ、全員全裸だし」
「何か興奮しちゃった。今も勃起してるし。」
裸で笑いあってることがおかしくて皆で笑った。
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《潤也 視点》「じゃあ、刃は仰向けになって楽にしててくれる?」
僕たちは一斉に行為を始めた。
先ほどの相談通り担当部位を刃をイカせるために弄る。
僕はお尻をいじるにあたってどうすればいいか考える。
おそらく今回のミッションでは僕が担当するお尻が一番重要になる。
僕が上手くやらなくては刃が死んでしまう。
僕は頭の中でプランを組んで行動を開始した。
まずは穴をほぐさないといけない。
そう思った僕は思い切ってお尻の穴を舐める。
正直、やっぱりウンチするところだからちょっと臭いはするし、汚いって思いはする。
でも、刃の命がかかってるんだ。
そんなこと気にしてられない。
刃が死ななくて済むんなら、必要とあればウンチだって食べてやる…!
さいわい、きちんとウンチの後拭いているようで思ったよりは臭いや変な味はしない。
これなら平気だ。
お尻の谷間に顔をうずめ、直接肛門に唇をあてて舌を潜り込ませる。
<ピチャッ ペチャッ>お尻のすぼまりに舌先を差し込み、唾液を送り込む。
少しづつすぼまったお尻の穴から力が抜け、ゆるみ始める。
僕は直接口をつけたまま丹念にお尻の穴をほぐしていった。
しばらくほぐし続けたあと、指を挿入する。
「んっ」と刃の口から思わずもれた声が聞こえる。
僕は根元まで指を差し込むとグネグネと動かし始めた。
(確かこの辺に…)
僕はお尻で快感を感じるといわれる前立腺を探して腸壁を探る。
(ここら辺かな…)
刃の反応を見ながら指をさまよわせる。
そしてある一点を刺激したときに刃が
「んぁっ あっ!」
と声を発した。
(ここだ!)
僕は探り当てた前立腺を繰り返し刺激する。
刃は未体験の快感に翻弄されるように声を漏らしながらぴくぴくと反応する。
「どう?こうするとどんな感じ?気持ちいい?」
と聞いてみると、恥ずかしそうに頬を染めて
「うん…気持ち良くなってきた。なんか、奥を押されるとズンッって響く感じ…」
と言った。
「いろいろ試すから気持ち良くなったら言ってね。恥ずかしがらないでちゃんと教えて」
「うん」
「ん…ふぁっ やっ あっ はっ」
刃の反応が徐々に変化してきた。
いじられ始めたころとは声質や吐息がはっきりと違ってきている。
初めは違和感やくすぐったさを強く感じていたみたいだけど、今は明らかに感じている。
お尻だけじゃなくて耳を噛まれたり、乳首をつままれたりするのにもあわせて反応しているから、連鎖的に他のところも快感が開発され始めているようだ。
どんどん快感にとろけた様子になっていき、陶酔したように時折声を漏らす。
口の端からは少しよだれが垂れて体を伝っていく。
何かエロい。
いいことを思いつき、お尻から指を抜く。
「あっ…」
刃が残念そうな声を発する。
(ゴメン、ちょっと待ってて…)
心の中で謝ると、そばにあった太いマジックペンと偶然目に入ったアロンアルファを手に取る。
そして細いほうのキャップを接着する。
もちろん外れてとれないようにだ。
マジックペンに唾を垂らしヌルヌルにする。
そしてそれを刃のお尻の穴にあてがい一気に挿入した。
「ふああっ なにいれたのっ?」
刃がびっくりして聞いてきた。
「これだよ」
と一度抜いて見せる。
そしてまた、お尻に挿入するとさっきまでよりも早くお尻の中を出しいれする。
良くほぐされたお尻は根元までペンを受け入れている。
かなり息が荒くなってきているので思惑どおり快感を感じているようだ。
マジックペンで早いピストンを繰り返す。
「あぅふっ んハァ く、んん、 やぁっ な、なんかへんなかんじ…」
上手くいっている。
何とかこのままイってくれれば…。
「イケそう?」と聞いてみたが、
「ん…ハァ わ、わかん、ない。でも、気持ちいい…」との返答で、刃は未体験の快感のせいか、どうにも戸惑っている様子だ。
でも、気持ちいいとは感じているようなので皆でアイコンタクトを交わし、頷き合うとスパートをかけた。
今や、刃の口からはひっきりなしにあえぎ声が漏れている。
僕がお尻にペンをを出入れする度にジュプジュプと音が聞こえる。
そして、ひときわ高くあえぎ声を発したかと思うと刃の体がぶるっと震える。
<ビュ ルッ >イッた!
刃のチンチンからドロッと垂れるようにして精液が漏れる。
刃はしばらく痙攣したようにガクガクと震えていた。
その後、僕たちは達成感を味わいながらしばらく皆で健闘をたたえ合い笑い合った。
そして僕たちは衣服を着て今後の話し合いをした。
「今回も何とかなったね」と大樹が安堵の息を漏らす。
「ホントどうなるかと思ったよ。あんなとこいじるとは思わなかったし」と刃。
「でも気持ち良かったんだろ?」と煉が言うと
刃は「う……まあ、うん。」と真っ赤になりながらも肯定の返事をする。
僕は
「今回みたいに皆で協力し合って最後まで乗り切ろう。どんな目にあっても死ぬよりはましだよ。」
と皆に声をかける。
僕たちは頷き合い、誓いを新たにした。
{続く}
- 2009/05/30(土) 04:08:59|
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