ある日の夜、お姉ちゃんに呼ばれた僕は新たな調教開始を告げられた――
「今日から純太の体をもっとエッチにする調教をしていくよ。
もっと心も体もエッチにならなきゃね!」
「エッチな少年になるための
【その1、お尻で気持ちよくなろう】
というわけで純太のお尻の開発をしちゃいます!」
「お尻…!?そんなところ気持ち良くなんてならないよ…」
「いや、なるらしいよ。特に男の子が気持ちよくなれるんだって。ほらこの前の本にも書いてあるよ?」
そう言ってお姉ちゃんが取り出したのはこの間買わされた「男の子のためのアナルマニュアル」だった。
「アナルって言うのはお尻の穴のことなんだよ。ちゃんと読んでないでしょ?オチンチンの代わりにお尻でオナニーする人もたくさんいるし、お尻を使ってエッチだって男の子同士でできちゃうんだよ?」
ほら!とばかりに本を開いて見せつけられる。
たしかに書いてあった。
お尻で気持ちよくなるなんて…ホントに!?
「わかったでしょ?というわけで純太のお尻を調教します!頑張ってお尻で気持ちよくなろうね」
「えぇ…?…怖い…」
「ダイジョブだよ。気持ちいいって」
「……うん」
結局僕が何を言っても無駄なんだ…怒らせる前に従うしかない…。
痛くないことを祈るばかりだ。
「よーし、じゃあ早速調教始めようか」
「うん…」
「あ、ところで純太、あんた今日はウンチした?」
「うん…お風呂入る前にしたけど…」
「うん、それなら大丈夫そうだね。なーんだ、せっかく浣腸も用意してたのになー」
「!」
ウンチしておいてよかった…
「じゃあ、裸になってベッドの上に四つん這いになりなさい」
「うん」
僕は言われたとおり服を脱ぎ、ベッドの上で四つん這いになった。
お姉ちゃんは携帯を取り出すと僕に向けて撮影を始める。
「純太のアナル調教1日目で~す。純太がお尻の穴も調教して欲しいというのでしてあげることにしました。ちゃんと気持ちよくなれるかな~?」
―そんなこと言ってない!
お姉ちゃんは体中をぐるりと撮影して僕の後ろに移動していく。
「はい、これが調教前の純太のお尻で~す。きれいなお尻だね~。ちゃんとウンチを拭いているようです。えらい、えらい」
お姉ちゃんはレポーター気取りで調子に乗って言いたい放題だ。
「ちょっとお尻の穴が見づらいのでポーズを変えましょう」
「純太ちょっと両手でお尻広げて見せて」
「えっ!…」
「ちょっと見づらいからさー。仰向けになって」
「うん…」
「そしたら足を曲げて膝の後ろに手を入れて手前に引っ張ってよ」
僕は指示されるままに座薬を入れられるときのようなポーズをとった。
「うん、それでいいよ」
「お尻の穴が良く見えま~す。キュッと締まって可愛らしいですね~。
この可愛らしいお尻がエッチなお尻になっちゃうなんて!…楽しみですね!
では調教を始めまーす。ほら純太、『お尻の調教お願いします』は?」
「っ…お、お尻の調教…お願いします」
「じゃあ、これはここに固定して…と、よし!じゃあ、ぱらぱらっぱらー♪調教ひみつ道具その①【ローション】~!」
「なにそれ?」
「知らないの?ヌルヌルにするやつだよ。そのままじゃ怪我しちゃうからね。ネットで買ったの」
お姉ちゃんは薬局とかで売っている薄いゴム手袋をつけるとローションっていうのを手に垂らしていく。
そしてそれをぼくのお尻に塗り始めた。
それは冷たくてビクっと体が反射した。
「やっ!ひゃうっ!」
「あ、冷たかった?」
「それもあるけど、ヌルヌルして変な感じする…」
「ガマンしててすぐ馴れると思うから」
中指を中心に指の腹を往復して滑らせ肌にローションを馴染まされる。
人肌でぬるくなると、クチクチと指先で肛門が攻略されていく。
チュク…
クチ…
チュプ…
チャプチャプと遊ぶように少しづつ弄ばれる僕のお尻の穴。
ほんのちょっとづつ深く指が差し込まれていく。
穴を掘るように少しづつ、少しづつ…。
「んく…」
チュプリ…
チュプリ…
「どうかな?きもちいい?」
「別に…」
「ふーん…そろそろ深くしてもダイジョブだよね」
「!」
チュプッ
ズププッ…
ゆっくりと馴らされた僕のお尻の穴はお姉ちゃんの指を受け入れ始め、指を呑み込んでいく。
「はぅぅ…」
「ほーら、ずぷずぷ入ってくよ~」
「ん…ッ」
「見てごらん、指が根元まで埋まったよ」
ついにお姉ちゃんの指が僕のお尻に埋め込まれている。
細い指なのに結構な異物感を感じる。
「ちょっと動かしてみようかな~」
ヌチュッ
チュプッ
ゆっくりと前後運動を開始したお姉ちゃんの指。
「ちょっとづつ馴らしてあげるからね。痛くないでしょ?」
「うん…痛く、はないけど…」
ウンチが出そうで出ないような、でも全くちがう感覚。
表現しづらい感覚が変な感じ。
しばらくそうして弄られて馴らされた。
「うーん、あんまり感じてないよねぇ…そろそろ次のステップかな」
そう言うとお姉ちゃんは「男の子のためのアナルマニュアル」を開き内容を確認する。
「えーと…なになに…?
『アナルに指を挿入し、指を曲げると性器の裏側(膀胱の下)あたりにちょっと固いところがあるはず。そこが前立腺です。そこを刺激してやると男性は強い快感を感じます。
慣れてくると前立腺の刺激で射精を伴わない絶頂=ドライオーガズムを感じたり、や性器に触らずに射精をすること(俗にところてんと言います)があります』
…かぁ。ふんふん、なるほど…プッ ところてんってなんか笑えるかも」
ところてんってあの押し出して食べるやつ?
うーん…なんでところてん?
「とりあえず純太にはこのドライオーガズムってやつかところてんを達成するまで頑張ってもらうからね」
「…ホントにそんなのできるのかなぁ」
「だって書いてあるじゃん」
「そうだけど…」
「とにかくこの前立腺責めしてみようか」
お姉ちゃんは僕のお尻に指を入れたままククッと指を曲げて押し込んだり挿し込んだりして前立腺を探し始めた。
「うーんここかな…違うか…ここはどうかな?…違うみたいだね…」
僕の反応を確かめながらアチラコチラと試行錯誤を繰り返す。
ピク…ッ
しばらくそうしているうちに急に僕の体を妙な感じが襲った。
「んィッ!」
「あっ!今感じた?今感じたでしょ!ここだっ!」
宝探しでもしていたかのように僕の急激な反応を見て喜ぶお姉ちゃん。
さっきはそれまでとは完全に違う感覚が確かに僕の体を襲った。
「よーし、えいっ、えいっ」
「んっ! ひぅ んふ…ッ」
変な感じのところを押されるたびに鈍くしびれたような感覚が広がっていく。
「なるほど、ここね!見つけたっ」
お姉ちゃんは僕の体の奥に隠された秘密のスイッチを見つけて喜色を浮かべる。
クイッ クイッと僕のおしりの中で指を曲げて僕の悶える姿を観察していた。
「どう?どう?イキそう?」
「えッ…?…っひ…ぅ ヘンな感じではあるけどなんか…なんて言ったらいいのかな…わかん…ない…」
「むー、やっぱりすぐには無理かな~今日のところは馴らしていくだけで諦めるか…」
「ふっ ぅ …ぁ…」
指の腹でトントン叩くように変な感じのところを連続で刺激されて僕は息を跳ねさせて耐えるばかりだ。
お姉ちゃんはと言うと観察に徹する心づもりのようで僕の体の反応や顔を見てはふむふむと一人うなづきながら僕のお尻を弄りまわし続けた。
「ほらほら純太、見てみなよ。ちんちんビンビンになってるよ」
「え…」
本当だ…
僕のチンチンはお姉ちゃんの言うとおりいつの間にか完全に勃起しておりその身を固くしていた。
「おしり弄られて気持ちよくなっちゃった?純太ってばエッチな子だね」
「ちがっ」
「純太はおしりの素質あるみたいだね。よかったねぇ。早くおしりでイケるようになろうね?」
僕は赤面したまま何も言うことが出来なかった。
お尻を弄られてチンチンを勃起させてしまったことは事実だったから。
「おしり弄るとチンチンビクンビクンあわせて動いてるよ。ほらっ」
「ンッ」
「ほら、ちゃんと見なよ。自分のエッチなとこ。目、閉じちゃダーメ」
僕は恥ずかしくて目を閉じてお姉ちゃんから受ける責めに耐えていたけれどそれに気づかれてしっかりと自分の恥ずかしい反応を意識させられた。
「ふふ…おちんちんカッチカチだね。触って欲しい?」
「んっ …うんっ」
「そうだよね、触って欲しいよね。…でもダメ。触ってあげない」
「んっ なんでぇッ」
「そっちで気持ちよくなったらつまんないじゃん。あっ、そうだ。おしりでイケるようになるまで射精禁止ね。オナニーもしちゃダメだからね」
「えっ…!」
「嘘ついて射精してもバレるからね。わかった?返事は?」
「はい…」
「よろしい。あ、でもチンチンはいじっちゃダメだけど自分でお尻いじるのはしてもいいよ。むしろしなさい。お尻で気持ちよくなれるようになればいいだけでしょ?
あと、そうね…乳首もいじっていいよ」
「え…乳首?僕男の子なのに…?」
「あ、乳首も訓練すれば気持ちよくなるんだってさ。
ま、こっちはおいおい開発してこうね?
だいじょぶだよ、ちゃーんと乳首でも気持ちよくなれるようにしてあげる。
でもまずはお尻で気持ちよくなれるようになろうね?」
簡単にいってくれるけどホントにおしりでなんてイケるのだろうか?
しかもさらに乳首でも気持ちよくなんて…。
僕は自分の体をいじられ作り替えられていくことへの不安と僅かな嫌悪感、そして微量の興味を感じていた。
その晩は結局お尻でイクことはかなわずいいだけ弄られて調教は終了した。
* * *
コンコン ガチャリ
次の日の朝、学校にいく準備をしていると急に扉がノックされお姉ちゃんが入ってきた。
「…? なにか用?」
「うん、今日から純太へ新しい命令を与えます!」
「!」
朝から急に命令されるってことはまた学校で…!?
「ぱらぱらっぱら~♪ 調教ひみつ道具その②【アナルプラグ】ー」
「なにそれ?」
お姉ちゃんがまた変な形をした道具を取り出した。
片側に指より太いくらいの突起が付いていて、もう反対側は平らになっている。
「これはね、アナルプラグっていってお尻に入れるものだよ」
「ひょっとして…それ入れたまま学校行けってこと?」
「お、よく気づいたね。えらいえらい」
「それ…落ちてきちゃうんじゃ…」
「んー、まあ気をつけなさいね?てへぺろ☆」
「え”ぇ”…」
「じょーだんだよ。ま、気をつけなきゃいけないのはホントだけどちゃんと対策は考えてるから」
「でも…」
「ほら、時間あまりないんだからズボン脱いでこっちにおしり向けて」
「うん」
時間がないのは本当なので素直にズボンを脱いで下半身裸になり、後ろを向いてお尻をつきだした。
お姉ちゃんは昨日のローションではなくチューブから軟膏のようなクリームを指につけ僕のおしりに塗り始めた。
「ローションだと乾いて痛くなっちゃうからこれ塗っておいてあげるね」
「ん…っ」
昨晩指で犯され馴らされたおしりはスムーズに指を受け入れていく。
お尻の入り口付近から内奥までまんべんなく塗られると、プラグにもクリームが塗りつけられ、その先端が肛門へと押し付けられた。
「はい、力抜いて~」
ニュプ…
「は…ァ…ッ」
ニチニチと入り口で先っちょを馴染ませたあとズプズプと肛門にそれを収められていく。
さほど太くないせいか思ったより簡単におしりへと入っていくが、感覚的には慣れていないせいか先ほど目にしたものよりずっと大きい物を入れられているように感じた。
「よし、全部入ったよ。痛くない?」
「うん、大丈夫…だけど…」
「これはそんな太くないし、柔らかい素材のだから」
「うぅ…なんかウンチでそうな時みたい…」
「あはっ、すぐ慣れるよ。多分…」
「じゃああとは…落ちてこないようにしないとね」
そういってお姉ちゃんが取り出したのは紙テープだった。
怪我した時にガーゼなんかを止めるやつだ。
「これで落ちないように止めとくね」
長めにとった紙テープがお尻の割れ目に沿ってプラグごと貼りつけられていく。
「あと、さすがにこれだけだと剥がれちゃうかもしれないからこれを穿いててね」
最後にお姉ちゃんが広げて見せてきたのはパンツだった。
ただし、女の子用《・・・・》のだけど…。
色はちょっとだけクリームがかったオフホワイト色だった。
「はかせたげるね。はーい、左足上げて」
僕の驚きを無視してショーツに足を通させられ、ショーツをはかされた。
さらに姿見を後ろまで持ってきてその姿を見るように命令される。
「はーい、後ろはこんなかんじになってまーす」
チンチンとタマの膨らみの分前に引っ張られ、お尻に食い込んでいる。
とても伸縮性があって伸びるので過去に感じたことのない装着感だった。
「動いても落ちてこなさそう?ちょっと動いてみて」
すこしその場で足踏みしたり、軽く足の屈伸をしてみたけど大丈夫そうだった。
そう伝えるとお姉ちゃんは満足したようだ。
「よし、よく似合ってるよ。
それ、私のショーツなんだけど純太にあげるね。
1枚しかあげないから汚れても代えはないから」
「じゃあ汚れたらどうしたらいいの?」
「そのままはいてなさい。洗うのもダメ」
「えぇ…汚いよ…」
「うん、だから汚さないようにしなさいね」
汚さないようにしろといいながら、ホワイトを選ぶあたり、悪意が感じられる。
きっとわざとだろう。
「あと、プラグは私が許可するまでかってに抜いたらダメだからね」
「ウンチしたいときはどうしたらいいの…?」
「我慢しなさい」
「えっ 無理だよ…」
「私が見てる前でなら外していいよ。
あ、そうだ、しばらくウンチするのも私が許可した時以外は禁止ね。
どうしても漏らしそうなときは電話かメールで連絡しなさい
あと、体育のある日は前もって言ってね」
「はい…」
「ほら、もう時間だよ。はやくズボン履いて学校行かないと」
確かにいつの間にか時間がそろそろヤバい。
早く準備しないといけなかった。
僕は慌ててタンスからジーンズを引っ張り出し履いて、準備を再開し、学校へと向かった。
「っ…ふぅ…」
歩くだけでおしりの違和感が凄い…。
テープとショーツで抑えられているとはいっても肛門から飛び出て行ってしまうんじゃないか不安になるし、中でどうしても少し動くため時々変な声が出そうになる。
これにもいつか慣れちゃって気にならなくなるのかな…。
いつもよりも時間をかけて学校へと到着する。
「おはよー」
「ん…おはよう」
クラスメイトと挨拶するだけでも不審に思われないか気を使う。
僕、こんなんで一日過ごすことができるのだろうか……
* * *
「ばいばーい」
「またねー」
なんとか今日一日を乗り切った…。
一日中ビクビクして誰かに気づかれやしないかと気が気じゃなかった。
授業の内容なんてほとんど頭に入らなかった。
(早く帰ろう…)
僕は誰かに呼び止められないように足早にまっすぐ家路に着いた。
* * *
「ただいまー」
「ふぅ…」
家につくとすぐに自分の部屋へと向かい、一息つく。
お尻にものを挿入し続けておくことは考えていた以上に異物感があり、意識がすぐにそちらへ向かってしまう。
歩くときは歩く時で動くし、イスに座ると奥に押し付けられるので、浅く座ったり深く座ったりまったく落ち着くことができなかった。
ベットに腰掛けて、何も考えずぼんやりとする。
そうして僕は自分の部屋に着いたことでほっとしてしまい、いつの間にか寝てしまうのだった。
コンコン…
部屋の扉をノックする音で目が覚める。
「純太いるー?」
ガチャリ…
お姉ちゃんが僕の部屋へと入ってきた。
「ふぁぁ…うん…」
うぁー、目がしょぼしょぼする…。
「あ、寝てた?そろそろご飯だってさ」
「あ、うん。わかった。」
「ところで今日一日どうだった?お尻にプラグ入れたまま過ごしてみてさ」
「なんか慣れない…ずっと気になっちゃって…もう外してもいい?」
「まだだめー、御飯食べてからね」
「そんなぁ…」
「ほら、下いくよ」
僕はお姉ちゃんに手を引かれてリビングへと連れていかれた。
「「いただきます」」
僕はお母さんに不審に思われることの内容に努めて平静を装って食事を平らげた。
さっさと食べて再び自分の部屋に戻ろうと思っていたけど、お母さんからは見えないようにお姉ちゃんからソファーに座れと指示される。
仕方なく、ソファーに腰掛けテレビを見ていると少し遅れて食べ終わったお姉ちゃんが隣へと座ってきた。
お母さんは食器を片付け洗い物をしている。
「あ、チャンネル変えていい?」
お姉ちゃんはテーブルの上のリモコンを手にとり、そのリモコンを僕の股間の上にのせた。
そしてボタンを押しながらリモコンを僕のチンチンへとこすりつける。
「…っ ち、ちょっと…」
「んー?何、どしたの?」
お姉ちゃんは意地の悪い笑みを浮かべている。
「んー、あんまり面白いのやってないなー」
「ん…ん…」
昨日から触られていない僕のチンチンは僅かな刺激にも反応し、ムクリと体を膨らませ、固くなっていく。
しかし、チンチンが固くなってくるとお姉ちゃんは刺激を止め、僕の股間にのせたままのリモコンから手を離した。
そしてその手は僕の背後へと周り、背筋を伝いながら下へと降りていく。
そしてお尻の割れ目へと潜り込んでいくと肛門付近へと到達した。
そして僕のおしりへと挿入されているプラグへと触れる。
「よしよし、ちゃんと入れたままだね、偉いぞ♪」
「だってとっちゃダメって言うから…」
小声で会話する僕とお姉ちゃん。
それから数十分にわたって僕はお姉ちゃんにお尻を弄ばれた。
テレビを見ながら、グリグリとプラグを押し込んだり、お尻の肉を揉んだりされた。
母さんから見えない角度とは言え、近くに母親がいるというのにいじられることに焦りと戸惑いを感じる。
お姉ちゃんはそんな僕の反応をみては楽しんでいるようだった。
* * *
見ていたテレビ番組が終り、テレビを消す。
やっと自分の部屋へと向かうことが許された。
お姉ちゃんも自分の部屋へ戻ろうと僕の前を歩いている。
階段を登り、部屋の前で別れようというとき僕に声をかけてきた。
「お風呂入る時は言いなさいね。おしりのプラグ抜いたげる。さすがにお風呂まではつけてらんないでしょ」
「あ、うん」
それから数時間後お姉ちゃんが入浴を終え、僕の番になった。
言われていたとおりこれからお風呂に入ると報告をする。
「僕、お風呂入ってくるね。それで…あの…」
「ん、わかった。じゃトイレ行こっか」
僕の家には1階と2階それぞれにトイレがついており、当然自分たちの部屋に近い2階のトイレを使用する。
2階へはあまり両親が来ることもないためよほど騒がない限りは何をしても気づかれない。
そう…何をしていても……。
「じゃあ、ズボンとパンツ脱いで便器に手をついてお尻こっちに向けて」
「う、うん。あの…扉閉めてよ…」
「別に私しか見てないんだからいいでしょ、閉めなくても。」
「そうなんだけどなんか落ち着かないよ」
「細かいこと気にしなーい、男でしょ。
閉めたら狭いじゃない
ほら、さっさと脱いで」
誰も来ないとはわかっていてもトイレの扉が開いていて廊下が見える状況なのでどうしても安心できず、閉めてもらうように頼んだけど聞き入れてはもらえない。
仕方なく我慢して言われたとおり下半身裸になり、蓋をしたままの便器に手をついてお尻をつきだした。
その間お姉ちゃんはトイレットペーパーを長く巻き取り折りたたんで取り出す準備をしている。
「はい、じゃあまずちょっとだけ力んでね、ウンチする時みたいに」
「ふっ」
「はい、息吐きながらおしりから力抜いてー」
「ふぅー」
ズル……
お尻からプラグが引き抜かれていく。
なんかウンチしてるみたいな感じ…。
それほど大きくなかったからか特に苦もなく簡単にお尻から抜けきった。
「ふぅ…………ひゃっ!なにっ…!?」
お尻から異物が抜かれ脱力したらすぐになにか細いものを挿し込まれ、なにか冷たい液体のようなものを注入された。
突然になにかを注入されたのでびっくりして背筋をビクンと伸ばす。
なにをされたのかと訝しんでいたけど、すぐにその答えが分かった。
ウンチしたい…!
いや、ウンチしたいというよりも勝手に漏れそうだ。
これは……
もはや一刻の猶予もない。
僕は慌てて蓋を上げて便座へと座った。
ブリュリュリュリュリュ……
「ふっ…くぅ…んっ…ひどいよ…いきなり浣腸するなんて…」
「せっかくトイレにきたんだし、おしりの中も綺麗にしないとね」
「それにしたっていきなり浣腸しなくても……」
「うるさいなー、黙って素直にウンチしてなさい…よっ」
ベチィッ
「……!……ッ!~~~~~ッ!!」
タマタマにお姉ちゃんから罰としてデコピンを喰らい、反射的にチンチンを手で包み前かがみの姿勢を取って悶絶した。
「ほら、『ウンチさせていただいてありがとうございます』は?」
「……ッ ゥ…う、うん、ち、させて…いただいて、あり、がとうございます」
「うんうん、お姉ちゃんは素直な子は好きだよ」
「ふぅ……」
「終わったみたいだね、じゃあウォシュレットでお尻を綺麗にして」
シュワー
「綺麗になったかチェックしてあげる。おしりこっちに向けなさい」
「…うん」
僕は言われるままに便座に手をついて再びお尻をつきだした。
当然顔は便器の中へと向くことになるため、大量の便が見えるし、ウンチの臭いがして気持ち悪くなる。
目線を逸らし、口で息をすることでそれを我慢した。
お尻がお姉ちゃんにトイレットペーパーで拭いて綺麗にされていく。
赤ちゃんのように僕はされるがままだ。
何度かそれを繰り返してお尻を拭くのが止まる。
「うん、綺麗になった。あとはお風呂でちゃんとボディーソープでも洗うこと」
「はい」
「たくさんウンチ出た?」
「うん…」
「ふーん、わ、ホントだ。たくさん出てる。
ちゃんと言いつけ守ってウンチしてなかったみたいだね、えらいえらい」
「うん、してないよ…」
「これからしばらくはおんなじようにプラグ抜いた時に出させたげるからね」
「浣腸はやだ……」
「ちゃんと全部だして綺麗にしないと汚いでしょ」
結局トイレでのやり取りは言いくるめられてしまった。
僕は諦めてお風呂にはいる。
言いつけ通り体をスポンジで洗ったあと、泡を手にとっておしりの穴をよく洗っておく。
そうしないと何を言われるかわからないし。
* * *
「じゃあ、アナル調教2日目でーす。
昨日と比べてお尻はどうなったかな?
あまり違いは解りませんが少し広がったような気もしますね~じゃあ、いじってみましょう!」
昨日のようにお尻を撮影しながらリポーターのようにコメントされる。
「じゃあ、純太四つん這いになってよ」
「うん」
「うーん、もうちょっと足開いて……そうそう」
今日もローションを使っておしりの穴が馴らされていく。
指だけならもう今日一日で慣れた。
なにせずっとプラグ入れっぱなしだったんだから。
「んー、昨日よりおしり柔らかくなった感じ?指一本くらいならもう大丈夫でしょ」
「うん」
「じゃあ、これからお尻を拡張していくからね」
「拡張?」
「純太のお尻にもっと太いもの入れても大丈夫なようにお尻の穴を広げてくんだよ」
「おしりの穴って広がるんだ…」
「えーっと、上級者になるとなんか拳とか手首とか入っちゃうらしいよ?見たことないけど」
「ひっ…や、やだ…そんなの無理だよ」
「心配しなくてもそこまではしないって。さすがにヤバいでしょ、そこまでいくと」
「ほっ…」
手首入るまでやる気かと思ったよ…。
「とりあえず今日はこれね」
そういってお姉ちゃんはカラフルな棒?を取り出した。
「じゃじゃーん 『アナルスティック』~」
その棒?は先端から団子状にでこぼこした形をしている。
モスラのような形だった。
「これをお尻にいれるんだよ。指だと疲れてくるんだよね」
それをお尻に入れるつもりなのは展開的に予想できたけど、どんな感じがするんだろう。
早速スティックにローションをつけ、お尻にあてがわれる。
「おしりの力抜いてねー、入れるよ」
ズププ……
「はぁ…ぅん…」
そんなに太くないので簡単にお尻に呑み込まれていく。
先端から少しづつ太くなっているため、押し込まれるほど異物感を感じる。
さらにモスラ状のでこぼこがポコンポコンと肛門を通過するたびに指とは違った感覚が襲う。
なによりも違うのはその長さだ。
指でもプラグでも届かなかったもっと奥まで挿入されていく。
それにはまだ慣れていないのですごく変な感じだ。
スティックはズズズッとゆるやかにお尻の中に埋もれていき、ついにはその大半が呑み込まれていた。
「うっ く…そんな奥までいれないで…」
「ふふ、どんどん入っていっちゃうね」
「あぁ…ふぁぁ…」
「じゃあ、今度は抜いていこうか」
ズルル…
「ふ、うん、ん、あ…」
「どんな感じ?気持ちいいの?」
「ぁ…なんかウンチしてるみたいな感じと、じんじんするような感じと…えと、変な感じする…」
「そうなんだ。これからきっともっと気持ちよくなるんだよ」
お尻で感じるってどんな感じなんだろう…。
僕のお尻はどうなっていっちゃうんだろうか。
射精する時みたいな気持ちよさなのか、ぜんぜんちがう気持ちよさなのか…。
おしりで気持ちよくなれるようになったら、やっぱりウンチするたびに気持ちよくなっちゃうのかな。
ウンチするときに射精しちゃったりするようになるのかな…。
もし、そうなっちゃったらどうしよう…。
おしりで感じるってことがわからない僕のココロは不安と僅かな期待、好奇心でぐるぐるだった。
そのときが来ればわかるんだろうけど、そのときが怖い。
じわりじわりとスティックに犯されつづけ、息が荒くなっていく。
「はっ はっ はぁ…」
「そろそろすこしづつ動きを早くしてみようか」
ズプ…
ズプ…
ズプ…
往復するたびに抜き差しの速度が少しづつ上がっていく。
抜き差しの微かな音が耳からも僕を責め、意識させる。
『ああ…ぼくのおしり、おもちゃに犯されてるんだなぁ…』と。
「ふふ…すこしは良くなってきたみたいだね。口開けっ放しだよ?目をギュッとつぶっちゃってかわいいなぁ」
いつの間にかつぶっていた目を開けるとおしりのスティックに手を伸ばしながらも横に回って反応を観察しているお姉ちゃんの顔が見えた。
僕は恥ずかしくなりカァーッと頬を紅潮させた。
「あは、恥ずかしいんだ?顔真っ赤にしちゃって…」
エッチな姿を観察されて言葉でも責められて僕は顔を赤らめて興奮してしまっていた。
「エッチな気分になってきたでしょ。チンチン勃起してるよ」
「ふあぅッ」
ツツーッと固くなった僕のチンチンの裏側を指先でくすぐられる。
「もっと触ってほしい?」
「うんっ」
「でもダメ。お尻で気持ちよくなれるまでオアズケだよ」
興奮を煽られてチンチンを自分でいじっておもいっきり射精したいけれどそれが許されない。
興奮と快感を一気に放出することのできない現状にモヤモヤがたまっていく。
こんな状態がこれからしばらくは続いていくのだ…。
* * *
昨日の晩もスティックでお尻を責められたけれど、昨日もお尻でイクことは出来なかった。
でも体がお尻を責められることに慣れてきているとは思う。
「じゃあ、今日もこれつけてあげる」
ズプ…
今朝もお姉ちゃんにお尻にアナルプラグを装着させられて学校へと向かう。
僕はお尻にものが挿入されていることに確実に慣れてきている。
ココロが、カラダが、だんだん開発されている…
* * *
アナル調教開始から4日目。
昨日の晩もお尻でイケなかった。
でも、僕の体は明らかにお尻を気持ちよく感じ始めていた。
自分の体だからこそそれがわかってしまう。
フクザツな心境だった。
「今日、体育ある日なんだけど…」
今日は体育があることをお姉ちゃんに伝える。
「じゃあ今日はこれを着けて行ってね」
お姉ちゃんが見せてきたのは珠が幾つか付いた真珠のネックレスを短くして根本に紐で輪っかをつけたようなものだった。
「これ、アナルパールっていうんだよ。プラグだとさすがに体育の授業中つけてるのキツイと思うから今日はこれをお尻に入れていきなさい」
お尻を突き出させられ、珠を一つ一つ押しこまれていく。
そしてすべて体内に収められると、いつもと同じようにテープで塞がれ、ショーツをはかされた。
「全部入ったよ。ちょっと動いてみて」
「ん…」
今回のアナルパール?は昨日まで装着させられていたプラグよりも体の中で自由に動き、足を上げ下げしても痛くなったりはしない。
ただ、動きについてくるので中でこすれ合って昨日までとはまた違う快感を与えてくる。
おしりの中でなにかが這いまわっているような、ウンチが出そうで出ないような…。
おしりの中にぴっちり入っているので動くと時々気持ちいいところにあたってしまい声が出そうになる。
調教によって開発され始めたお尻から鈍いしびれが広がり、快感と認識してしまう。
「あはは、お尻気持ちいいの?チンチン大きくなってるよ」
お姉ちゃんの言うとおり僕の体はお尻の快感に慣れ始めてチンチンを勃起させていた。
お尻の快楽を覚え始めた体の反応に、自分がエッチな子になってしまったようで恥ずかしくなった。
「ほら、早くしないと遅刻するよ」
「あ、うん」
時計を見るとお姉ちゃんの言うとおり時間が迫っているので我慢して学校へと向かった。
登校中歩くだけでも気を抜くとチンチンが勃起しそうになるのでかばんで隠しながら前かがみ気味で歩く羽目になった。
* * *
1,2時間目は国語と算数だった。
そして3時間目に体育の時間が来た。
体育の前に体操服に着替えるんだけど、もちろん他人の前で着替えられるはずもなく初めからTシャツとハーフパンツを着てきた。
男子は割と面倒臭がって中に来てくる子が多く、とくに不審な行動でもなかった。
「よーし、今日は持久走をするからな、よく準備体操しておけよ~」
「「「はーい」」」
先生の指示に思わず顔をしかめる。
できるだけ動かずにサボろうと思っていたのにこれではそうもいかなくなった。
球技なんかなら適当にサボリやすいんだけど……。
「イチ、ニ、サン、シ、ゴ、ロク、シチ、ハチ」
「いち…にっ、さん、しっ、ごっ、ろくっ、しち、はち…」
「ニィ、ニッ、サン、シ、ゴ、ロク、シチ、ハチ」
「にぃ…にっ、さんっ、しぃ、ごぉ、ろくっ、しち、は…ち」
皆で集まり準備体操をする。
準備運動で屈伸したりジャンプするたびにお尻のおもちゃが動いて……
変な声出そうっ……!
「よーし、じゃあ先生の後に続いて走るように」
ピィーッ ピッ ピッ
準備体操が終わると先生の後ろに並ばされ、笛の合図で走り始める。
なるべく体を揺らさないように走ろう…。
「ハッ ハッ……」
「ン…ハァッ ハッ」
「ウン…ハァ…ン…ハッ」
「ァ…ンッ…ハァ…ン」
「んっ ンァ… んぅ… はぅ…ッ」
走るたびにお尻に挿れられたおもちゃが中をこする。
走ることに注意するとお尻の力が抜けて肛門が締りおもちゃを落としてしまうんじゃないかと気になっちゃう。
慌てておしりに力を入れると今度はうまく走れずに足がもつれそうになる。
それの繰り返しで普段よりあっという間に呼吸が荒くなり、体がだるくなってきた。
なんとか、遅れないようにしないと…
「ハァッ ハァッ ハッ ヒッ ハッ…」
「ウン…ァ…ハァッ…」
「ハッ…ハッ…ハッ……フゥ…ハァッ……ン…ハァッ………………んひぅ…っ」
お尻の中で蠢くおもちゃが気持ちいいところを掠め、変な声を漏らしてしまった。
あ…や、やば……チンチンが……
だ、だめ…ストップッ……ダメだって…!
必死に別のことを考えたりしたけれど、お尻の快感に反応してチンチンがボッキしてしまった。
しかもチンチンがショーツとズボンに邪魔されて下方向を向いたままボッキしてしまい、痛かったので周りにバレてませんようにと考えながらさり気なさを意識しながら左手でモゾモゾとチンチンの位置を調整する。
ズボンごとショーツを引っ張って隙間を作り、チンチンを上向かせた。
チンチンが押し付けられるのからは解放されたが、ボッキしたチンチンがショーツとズボンをテントのごとく押し上げていた。
どうしよ…チンチン勃起しちゃった…、ば、バレてないよね…?
おさまれっ…
早くちっちゃくなれってばっ!
僕のチンチンは願っても、祈ってもいうことを聞いてくれない。
自分の体なのに自分の意思を無視して固くなっているチンチンにイライラする。
いまボッキしちゃったらマズイのになんで大きくなっちゃうんだよぉ…。
僕はボッキしたチンチンに気付かれないように前かがみで足を動かした。
周りを走っているクラスメイトに気づかれるのではないかとハラハラする。
こっちを見ている子がいたりしないかと目線だけを左右に振って周囲を伺い、耳をそばだたせて周囲の声を聞く。
こちらを指さしたり、小声で噂されていたりする様子はまだなかった。
「はっ はっ ハァ… んぅ、あ」
ボッキしたまま走っているとチンチンが服に擦れて刺激され、気持ちよくなってしまう。
ここ数日オナニーを禁じられ、おしりの性感だけを開発されているからなおのこと少しの刺激でもたまらない。
早くボッキをおさめなきゃならないのに走れば走るほどチンチンを固くしてしまう悪循環になっていた。
「ふっ ぅ はっ ぁ ぅ…あぅ うわっ」
ズザザッ
披露した体で無理な姿勢のまま走っていたことと、チンチンにばかり集中しすぎたせいだろうか。
足をもつれさせてしまい、左膝から転倒し、膝を地面に派手にこすりながら倒れこむ。
「痛いっ!」
「はぁはぁ…うわっ あぶねっ ダイジョブかっ?」
「きゃあっ」
「どうしたっ ケガかっ!」
僕が倒れこんだことで後ろを走っていた子たちが騒いだのに気づき先生が駆けつける。
僕は痛みを我慢しながら勃起していることに気付かれないようにしつつ先生に転んだことを言う。
「大丈夫か? これはけっこう血が出ているな。痛いだろう」
「ツゥッ!は、はい…」
「仕方ないな、保健室へ行って来なさい」
「はい…」
「男子の保健委員は今日は休んでいたな…。相田っ 悪いけど清野を保健室まで連れて行ってやってくれ」
「はーい、わかりましたー」
先生に呼ばれ女子の保健委員の相田愛美(あいだまなみ)ちゃんが僕に駆け寄ってくる。
「だいじょうぶ?立てる?」
「う、うん。いたた…」
――もう勃ってます…。
……じゃなくて痛みを堪えて足に力を入れて立ち上がる。
「痛い?保健室いこうね」
「うん、ありがとう」
僕は足の痛みとチンチンを隠すための2つの理由から腰の引けた格好でひょこひょこと足を引きずりながら歩いた。
しばらくそのまま隣を心配そうに愛美ちゃんが一緒に歩いてくれていたけど、見るに見かねたのか肩を貸してくれた。
「あ、ありがと…」
僕は急に女の子に密着されたのでドキッとした。
走ったあとなのでお互い体が汗ばんで火照っており、肌の暖かさと、甘酸っぱい女子の体臭を感じてドキドキする。
痛みに紛らわされて収まりかけていたチンチンが再び勃起した。
うわー、女の子って柔っこい…
こっち見られたら勃起してるのばれちゃうかも…
おっぱい触ってみたいなあ…
頭がぽーっとして、エッチな事ばかりが浮かぶ。
足の痛みも気になるけれど、触れ合っている女の子の体に意識が集中しちゃう。
肩を貸してもらって歩きながら、胸や足を目でチラチラと見ているのがばれないだろうか…。
「足、まだ痛い?」
「……… ……… ……へっ? な、なに!? う、うーんと、まだちょっと…
出来ればもうちょっと肩を貸してもらえると助かるかなーなんて…」
(危ない危ない、見るのに集中して危うく聞き流すとこだった…)
「うん、いいよ」
「ごめんね、付きあわせちゃって」
「ううん、気にしないで。私あまり走るの得意じゃないから、サボれて助かっちゃった」
「あはは、僕も苦手ってわけじゃないけど好きではないかな」
「わたしは苦手だなー」
雑談しながら歩いてたらもう保健室に着いた。
しかし、保健室の扉には『ただいま席を外しています』のプレートがかかっていた。
「あれれ、保健の先生いないって…」
「そうだね。あ、でも鍵開いてるし入っちゃおうか」
「「しつれいしまーす……」」
扉を開けて、保健室の中に入るとやはり保健の先生はいない。
勝手に薬を使わせてもらうしかないか。
「えーと、薬は…と、あ、これでいいかなー。じゃあそこに座ってね」
「あ、うん」
前かがみになりつつ椅子に座る。
「じゃあ消毒ね。染みそうだけど我慢してね」
「ッ!… …! クッ…… ッ…!」
消毒液が傷口に吹きつけられるとめちゃくちゃしみる。
「うわ…いたそ…」
ちょんちょんとガーゼで血と消毒液が拭われ、傷口を綺麗にしていく。
そのあとは傷口を乾かすスプレーを吹きつけたあと、大きなバンソーコーをして処置が終わる。
「あいたたた……ありがと……」
「だいじょぶ?しばらく休んでく?」
「大丈夫。でもちょっと休んでいきたいなぁ」
「じゃあ、そうしよっか。私も一緒にプチ休みしようかな。これぐらい役得だよね、あは」
「ふふ……ずるーいって言われちゃうよ?」
「いいもーん」
「あははは…冗談だよ。先生いなくて時間かかっちゃいましたーって後で言っとくよ」
「うふふ、共犯だね」
僕たちは足の痛みがおさまってからもしばらくプチ休みを続け、結局時間ぎりぎりに戻ってまんまと残りをサボったのだった。
* * *
「あれ、純太どーしたの足。転んだ?」
「う、うん。体育で持久走だったんだけど転んで怪我した」
「ははーん、女の子のおしりでも見て走ってたんでしょ?」
「ち、違うよ!」
「じゃあ、おっぱいでもチラチラみてチンチン勃起させてたせいで転んだんじゃないの」
「み、見てないよ!」
「ふーん、勃起したのは否定しないんだ?」
「ぅ、うぅ…」
「あはは、わかりやすーい。あれでしょ、走りながらお尻で感じてきちゃったんだ?」
うっかり転んだ原因が近いところまでバレてしまった。
「うんうん、おしりの開発良い感じみたいだね。じゃあ、今日もおもちゃ取って浣腸したげるね」
すでにこうされるのも4日めなので慣れてきた。
言われた通り便器に手をついてお尻をお姉ちゃんの方へ向けて、ズボンとパンツを下ろす。
「じゃあ、ゆっくり抜くね」
お尻の中からゆっくりと珠が一つ一つ抜かれていく。
プラグとは違って一つの珠が出るたびに排泄感が強く感じる。
ゆっくりゆっくりとアナルパールを抜き取られ、代わりに浣腸が注入される。
ブリュ…ブリュリュ… …
「ウンチさせて頂いてありがとうございます」
お姉ちゃんの命令でウンチの時にはこういうように言われていた。
僕のおしりがお姉ちゃんの手でトイレットペーパーで拭かれていく。
「はい、おしまい。じゃあ綺麗に洗ってきてね」
いつものようにしっかりとお風呂で肛門を洗って部屋へと向かう。
今晩もお尻を散々イジメられた。
* * *
――7日目――
「今日でアナル調教1週間目だよ。おしりの穴もずいぶん柔らかくなりましたー」
カメラを向けられ、おしりの穴をくぱぁと広げられ撮影されている。
たしかに最初の頃より、太いプラグやスティックを収められるようになり、拡張が進められていることを感じる。
お尻を開発されることで快感を得られるようにもなってきた。
このままお姉ちゃんの期待どおりお尻でイケるようになってしまうのだろうか。
自らが変態になっていくような忌避感と、快感を受け入れる期待感、お尻をいじられる恥ずかしさが入り混じりフクザツな気分だ。
「そろそろスティックも太いの入るようになってきたから、他のやつ使ってみようか。
今日はこれを使ってみよう」
お姉ちゃんが取り出したのはうずらの卵からコードが伸びたようなピンクのおもちゃだ。
「これはピンクローターっていうんだよ。スイッチを入れると…」
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ………
「こんなかんじで振動するの。今日はこれを挿れるから」
ツプッ…
四つん這いの姿勢を取らされ、お尻をほぐしてローションを塗りつけて肛門にピンクローターが押し付けられると僕のおしりは簡単に受け入れ、呑み込んでしまった。
「ふふっ、純太のエッチ穴はもうこんな大きさなら楽勝だね。勝手に呑み込んでる」
僕のお尻が意思とは関係なくオモチャを咥え込み、中へと引き込んでいく。
「もういいかな……じゃあ、スイッチオン!」
ヴヴヴ…
「っあ……」
お尻の中でピンクローターが微弱に振動をはじめる。
ブブ… ブブ…と自分の体内からの音がことさら大きく響いて聞こえる。
振動が微弱なので体の内側をさわさわとくすぐられるような変な感覚が続く。
「どう?気持ちいい?」
「え、と 体の中くすぐられてるような感じ」
「んー、じゃあ、すこしづつ強くしていくね」
ヴヴヴン… ヴヴヴン…
「んぁ…… は……」
「あはっ、良い反応。チンチン勃ってきたよ」
体の中の振動が強まっていき、体内を刺激される。
開発を進められた僕の体はそれを既に快感ととらえてしまうようになっていた。
チンチンをいじるときのような直接的な快楽ではないものの、体の奥に積もっていくようなそんな快感だった。
「ふふ、気持ちよくなってきたでしょ」
「う、うん」
「今で中くらいだよ。どれくらい気持ちいい?お尻でイケそう?」
「えーと、多分ムリ……」
「あー、やっぱりローターだけじゃねぇ……。んー、やっぱりまだかかるかー」
「うん……」
「まあ、そうだと思ってたし、今日もアナル開発の1つって割り切ろう。じゃあ、今日はちょっと気分変えて他の所も同時に弄ってみようか」
お姉ちゃんから仰向けに寝転がるように命令された。
僕の体へとお姉ちゃんの腕が伸ばされる。
「チンチン触って欲しい?ちょっとカウパー垂れてるよ」
そういって先端にほんの指先だけ微かに触れられる。
「んぅっ」
ビクンッとここしばらく触られることの無かったチンチンが期待を込めて敏感に反応した。
「でも触ってあげなーい。きょうはこっちを覚えようか」
そうして最終的にお姉ちゃんの手は僕の乳首へと伸びた。
「エッチな男の子ならこっちでも感じられるようになるべきだよ」
「え…おっぱいなんて気持ちよくないよ……」
「まあ、最初はね。大丈夫、気持ちよくなれるよう調教してあげるから。お尻でイケるようになったら乳首でもイケるようになろうね」
お姉ちゃんの指先がさわさわと先端をかすめて行き戻りする。
微弱なゾクゾクが体に流れ脇の横辺りがきゅうっとなった。
「ぅひっ」
「ふふ、びくんってしたね」
その次は爪でカリカリと乳首を細かく引っかかれた。
「っ……!」
「あ、乳首勃ってきた」
「……んあっ!」
突然、乳首を指で強くギュッとつままれ、反射的に声が出る。
「あはは、ビクンっ!てなったね、今」
「んやぁ…ち、ちがっ いきなりつまむからビックリしただけだよ」
「嘘はダメだ…よっ!」
ギュウッ!
「あうぅっ!」
乳首をひときわ強い力でつねられ、ねじりあげられる。
両方の乳首をつまんだまま引っ張られ胸に強い痛みが走った。
「ねぇ、ホントは違うでしょ?」
「ごめんなさいっ ホントはちょっと気持ちよくなってましたっ!」
「やっぱり嘘ついてた。素直じゃないと痛くするよ?」
「ごめんなさいっ だから引っ張らないでぇっ! 痛いっ!」
「もう……。そんな悪い子にはこうしようか」
ヴヴヴィィィィィィ……
おしりの中のローターの振動が急に振動を強められた。
さらに乳首をつねる指先がグリグリと左右にローリングされる。
「あゥゥっ! つ、強いってぇっ もうちょっと弱くしてっ 」
乳首をつねられて感じる強い刺激がおしりの中から伝わるビリビリとした振動と交じり合い、体内を貫く。
渾然とした刺激が不思議とそれ単独よりも快感へと変化され、先程までよりも快感が強まっていた。
イキそうか?と問われれば、まだ違うと断言できるけれど、確かに僕は快感を感じていた。
その日の調教はさんざん乳首を強く責められ、これから乳首も開発していくことを告げられ終了した。
* * *
――10日目――
「じゃあ、今日はこれを着けて学校に行ってね」
きょうもお姉ちゃんからアナルプラグを与えられ、装着を命令される。
しかし、今見せられているプラグは明らかにこれまでのものより大きくなっていた。
いままで初日から二度ほど大きな物へと取り替えていたけども、それと比してもかなり大きく太くなっているように思えた。
「え、そ、それ太過ぎない?」
「少しね。でももう純太のお尻これくらい入ると思うんだ」
「は、入んないんじゃないかなぁ……」
「えー?大丈夫だって。はいおしり出してー」
ここ数日と同じようにお尻を突き出させられ、お尻を馴らされる。
「じゃあ、入れるね」
「…… ……ッ」
アレがお尻に挿れられると思うと少し怖いとともに、まだ無理だと思う。
――そう、思っていた。
「ほら、拡がってるよ。いける、いける」
「ぅっ くっ」
「……ほら、入った」
「…っ ……っ え……、ほ、ほんとに入っちゃった……」
「だから言ったでしょ。純太のエロ穴はもうこんなのまで大丈夫なんだって」
お尻に手を回して触れてみても本当にお尻の穴にすべてが収められていた。
本当にこんなのを挿入できるまでに開発されていた。
自分が思っていた以上に自らの体を調教されていた事実に愕然とした。
どんどんと変態にさせられているようで。
* * *
――その日の晩――
今日も四つん這いでお尻の穴を開かされ、調教具合を撮影される。
「きょうでアナル調教10日目~。昨日は中々イイ反応してたからそろそろイケるかな~?」
「今日はね、これ使おっか。もう大丈夫だと思うんだよね」
そう言ってお姉ちゃんが取り出したのは……
「じゃーん、ペニスディルドー♪すんごいリアルでしょ」
ものすごくリアルに出来たチンチンの形のオモチャだった。
しかも勃起した大人の人のでっかいやつ。
僕のチンチンが勃起した時よりもずっと大きい。
僕のも将来はあれくらいになるのかな……。
「ふふ、純太のよりずっと立派でしょ?これ挿れてみようね」
「大丈夫、あのプラグ入ったならもう入るよ」
それから僕はいつものようにお尻を馴らされた。
そして、十分に穴が馴らされるとオモチャがお尻の穴にあてられた。
あ、なんか柔らかい?
「じゃあ、挿入してみようか」
ズプッ ププッ
「ん、あぁっ くぅッ ふぅ」
「ずぷずぷ入ってくよ。ほら、半分入った」
「んっあ」
「あは、全部入ったよ。痛くなかったでしょ。これシリコンで本物みたいに柔らかいんだって」
「はぅ う、うん」
「純太のお尻ずっぷり根本までオチンチン入ってるよ。これで男の人ともエッチできるね」
「や、やだよぉ……そんなの」
ま、まさかだよね……。
「じゃあ、動かすね」
「あ、ひぁ……っ」
ゆっくりとした動きでズルゥーッとおもちゃのチンチンが抜き出され、再びゆっくりと僕の体内に収められていく。
「んぅ…… うぐ……」
「うぅ…… んぁっ」
犯されている。
何度も何度もゆっくりと。
僕は男の子なのに。
犯されている。
本当は挿れられるべきでない穴を。
いやらしいことをするための器具で。
「ふふ、お尻の穴きもちいい?」
「やっ」
「きもちいいんだ?男の子なのにチンポ挿れられて感じちゃってるんだ?」
「うぅん……やだぁ……」
お姉ちゃんが僕の羞恥心をあおるように言葉をかけてくる。
オモチャではなくオチンチンを挿れられているのと同じなんだって。
形がリアルなので昨日までのオモチャでは感じなかったいやらしさと恥ずかしさを僕に感じさせる。
そして何よりも僕を恥ずかしくさせるのはそれで犯されて本当に気持ちよくなってしまう僕の身体だった。
今日まで少しづつ開発を続けられた僕のお尻の穴は、いつの間にかチンチンを挿れられて感じる事ができるまでになっていたんだ。
恥ずかしくともそれは事実だ。
僕の体は恥ずかしく感じるココロとは裏腹にその熱を高めていく。
「ほら、このへんが気持ちいいんだよね」
「うぁっ そ、そこ……ダメェ」
今まで開発を続けられて位置を把握された前立腺を突くように刺激され、思わず声が漏れる。
「ほらぁ、純太の体ビクンビクンってなってるよ」
「ふぁぁ、や、うぅぅ……」
「気持ちよさそーだね。もっと感じていいからね」
はじめはとてもゆっくりだった動きが少しづつ大胆になっていった。
浅く、深く、ストローク。
そして小刻みにノックするように突き上げる。
「すっごい気持ちよさそう、今日これイケちゃうんじゃない?もうひと押しかなぁ」
僕の反応に手応えを感じたらしく、部屋の端っこからコロコロとキャスターを転がして僕の目の前まで姿見を移動させる。
「んふふ、今日こそついにお尻イキできそうだから、自分がイクとこ見させたげる」
「そんなの恥ずかしいよ、やだよ……」
「恥ずかしいのが気持ちよくなればいいよ。ちゃんと見てなさいよ」
お姉ちゃんは僕に自分がいじられる姿を見ているよう命令し、お尻を責めつづける。
そして僕はピクン、ピクン、と反応をしてしまう体と快感に緩んだ自分の顔を目前に見せられて犯され続けた。
「あ……」
「ん、……ぁぁあ」
「ぅぅぅ、ああああ、んんっ」
「はぅっ、はっ、んっ」
「んぅぅぅぅぅ……うぁん!?」
「ふえっ、あ、なにこれ、えっ?……ふぁっ……こんなの……」
「あ、純太イキそう?イッちゃう?ねぇイッちゃうの?お尻でイッちゃう?」
「あんっ お、おくからぁ じぃーんっってぇっ……!こんなのはじめてだよぉ……」
チンチンの裏側とお尻の穴の奥からズクリと鈍い痺れと快感が波のように押し寄せてくる!
「ひっ あ、あ、あ、あ、あ、あぁぁ……」
「う、ぁぁぁン んんんんんんっ……?!」
「ふっ はっ はッ はぁ あ、あ !?」
僕は浅く乱れた息を吐きながら上半身をベッドに突っ伏して未体験の快感の波に翻弄されていた。
とても四つん這いの姿勢など保てずにガクガクと震える。
お尻から感じるズクンズクンという脈動のような快感は神経を侵すように体へと伝播していき、それはオナニーで射精したときよりもずっとずっと永く続いた。
* * *
「はい、ということで調教10日目でアナルでイクことに成功しましたー。わーぱちぱちぱち」
お姉ちゃんは撮影を続けていたスマホを持つとリポーターのまね事をまた始めていた。
「初アナルイキおめでとー。気持ちよかった?」
あまりの快感に体勢を崩し、その余韻に息も絶え絶えの僕にそう言葉がかけられる。
「あ、う……ん、きもち、よかった……」
今はとても取り繕う余裕は僕にはなかった。
「ついにおしりでイケたね。いまのってドライ?それとも……あ、精液垂れてる。ってことはところてんかぁ」
「わ、わかん、ない」
「うーん、わたしもわかんないなぁ。ま、いっか。これだけオナ禁して溜まってたらそりゃ出ちゃうよね」
「あ、そうだ。純太ちょっとこっち向いて手をチョキにして」
「はい、ピースっ!」
カシャッ
お姉ちゃんは動画を取りながら僕に無理やりピースサインさせて写真を撮った。
「やっぱりイッたあとの記念撮影っていったらピースだよね」
「じゃああとはこっちも撮影しないとね」
そして次には僕の体勢を整えてお尻を突き出させるとオモチャをお尻から完全に取り出した。
「うわぁ……ぽっかり拡がってる」
お尻の筋肉が緩んだせいで普段通りにお尻の穴が戻らず少し拡がったままらしい。
自分では見えないがお姉ちゃんがそう言っていた。
これからずっと緩んだままになったりはしないらしいけど……。
「おめでとう、これでまたひとつエッチな男の子になれたね。もっと調教してあげるから楽しみにしてて」
「………………うん」
「あ、あとお尻でイケたから約束通りオナニーしてもいーよ。今からする?」
「…………しない」
{続く}
- 2014/02/12(水) 05:07:21|
- 調教のススメ
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