傀儡の宴第一幕 「恥辱」※注意!!ハード表現があります《理央》【プレイヤー:シロのターンです】【プレイヤー:シロは休息中のため一回休み】「そ、そういえば一回休みだった…」
士郎はとりあえずホッとしたように声を漏らす。
士郎まで終わったということはつまり…
【
プレイヤー:リオのターンです】そう、俺の番だ。
今度は何が起きるのかと冷や汗が止まらない。
ダイスが振られ、出た目の分だけマスを進む。
【クエスト:下半身の衣服を脱ぎ、お尻を2個のダイスを振った回数分叩かれる。さらにもう一回振り1,2ならルイ、3,4ならカオ、5,6ならシロが執行】
「くっ…」
屈辱の指令に俺は眉をゆがませる。
無駄なことは分かっていても自分の意思で動く気にはなれない。
すると、やはり体が勝手に動きはじめ、ズボンとパンツが脱がされる。
ズリッズボンとパンツを脱いだため、結果的に全裸となってしまった。
恥ずかしくなりチンチンを隠す。
中々成長の兆しを見せてくれないチンチンは、見たことのある他人のものよりも小さく、自らのコンプレックスだった。
既に全裸にされた類のものと比べると恥ずかしいくらい幼いペニスに情けなくなる。
(くそっ…弟にチンチンの大きさで負けてるなんて恥ずかしい…)
しかしながら、類のチンチンは同年代の子たちと比べて特に大きいため、比べる対象が悪いということもあるのだが…。
画面は次へと進み、2個のダイスが現れ、回転を始める。
そして回転が止まって出た目は
【4】と
【6】合計【
10】となった。
「ちくしょうっ!」
出た目の合計は論理的に出る数の上から三番目とかなり多かった。
続いてもう一度ダイスが振られ、出た目は
【1】。
「えっ ぼくぅっ!やだよぉ おにいちゃんにそんなことしたくない…」
類が突然の指名に拒絶を示す。
しかし、もちろんその意思とは裏腹に体は動き始める。
俺の体は4つんばいの態勢をとると尻を高々と上げた姿勢で静止した。
類はその横に立ち手を振りあげる。
ヒュッバチィンッ「ぐぁっ」
「おにいちゃんにこんなことしたくないのにっ」
ヒュッ
バチィンッ
「うぁあっ!」
「っ!」
ヒュッ
バチィンッ「あぐっ…!」
「…ぃ」
ヒュッ
バチィンッ
「ぐああっ」
「…さい…」
ヒュッ
バチィンッ「がっ…」
「ごめんなざいっ」
ヒュッ
バチィンッ「ぎゃっ」
「ごべんなざい”ぃ…」
ヒュッ
バチィンッ
ヒュッ
バチィンッ
ヒュッ
バチィンッ
ヒュッ
バチィンッ「うあぁぁ…」
「ごべんなさいっ ごめんなざいっ おにいぢゃんっ」
尻を叩かれ終わったあと俺はそのまま崩れ落ちた。
叩かれた尻は真っ赤になり、その痛苦を物語る。
俺は息も絶え絶えにその痛みが引くのを待つ。
「おにいちゃんっ だいじょうぶっ? ごめんなざいぃぃ」
類は自分のせいで俺に苦痛を与えてしまったと目に涙をためて涙声で謝り続ける。
俺は類の頭に手を伸ばして撫でてやった。
「大丈夫だよ、心配すんな。兄ちゃんはこんなの全然平気だからな」
「ひぐっ ぐすっ うん…」
まだまだゲームは続く。
【プレイヤー:ルイのターンです】涙の膜を目に浮かばせてコントローラーを握る類。
画面上のダイスが転がり、また一つ運命を決めていく。
【イベント:強制勃起】「ん…ぅ」
イベントが進行し、類のペニスが硬く立ち上がっていく。
グングンと硬度をまし、主張するチンチンは幼い子供とは思えないほど立派なものだ。
正直、俺のチンチンなんかよりはるかに大きく、弟に男として負けたようで複雑な気分だ。
ほどなく類のペニスは最高潮へと達し、隆々とその身を伸ばした。
その大きさには薫と士郎も驚いている様子だ。
「うわぁ…類君のチンチン大きい…」
「負けた…」
やはり二人にとっても男として気になるところはあるようだ。
「やっぱり僕のチンチン変なの?友達にみられてから「チンチンでかい」ってからかわれるんだ…」
本人にとっては大きいなりの悩みってものがあるらしい。
「変じゃないと思うぞ。むしろうらやましいぐらいだ…」
「でも、お兄ちゃんのと大きさ全然ちがうよ…?やっぱり僕のおかしいんじゃないの?」
「お前のチンチンは立派だし、男なら誇らしいことなんだぞ。確かに俺のとは大きさ全然違うんだけど…俺のチンチンはこれから大きくなるんだ!」
…決して「俺のが小さいだけ」とは言いたくない!
悔しくなんてないんだからな…!
「うん…わかった」
類は納得してくれたようだ。
類の心にダメージを与えずに良かった。
…俺のハートにはダメージを残したが…。
俺のプライドに思わぬダメージを与え、ゲームは続いていく。
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《薫》【プレイヤー:カオのターンです】また一つ運命のダイスは転がる…。
【クエスト:パンツを脱ぎ、ダイス×分間 口に含んだあと再着用する】「え"」
うぇぇっ!?今はいてるやつを?
何もない状態でも嫌だが、思い出してほしい…いま、僕がはいているのはさっきおもらししたパンツなんだ。
こ、これを?
戸惑いに構わず、ダイスは
【3】を表示した
嫌悪感をあらわに、嫌だ、やめてと呟いても体は心を裏切り、恥辱の命令を実行する。
ズルッズボンが自らの手で床へとおとされる。
そして先ほど脱ごうとしても脱げなかったというのに、嫌味なほど簡単に足から抜き取られていく僕のパンツ。
下半身裸のままパンツを手に持ち、口もとへと近づける僕の手。
パンツが近付くとオシッコの匂いが漂い、自分のものとはいえ、嫌悪感を催させる。
僕は決して口の中に入れさせまいと、口を強くかみしめる。
しかし、やはりむなしい抵抗でしかなかった。
残り5センチ、4センチ、3センチと近づくにつれて口のコントロールが聞かなくなり、餌を待つひな鳥のように口を開けて訪れを待つ。
「ぐっ ムグッ…!」
口の中にオシッコでビチャビチャになったパンツが押し込まれ
口の中にオシッコの匂いとしょっぱい味が広がる。
生理的な嫌悪感からパンツを吐き出そうとしたができない。
意識して鼻から呼吸すると口内からアンモニアの臭いが感じられた。
「ン… ム… グッ」
気持ち悪さを抑えながら時間を数える。
1分…
2分…
あとちょっと…
0!
「うぇぇっ!」
ベチャリと床にパンツを吐き出して大きく息をする。
「スゥーッ ハァーッ ゲェ ホッ ウエェッ」
肺いっぱいに空気を吸い込み、気持ち悪さを我慢する僕の背中を士郎がさすってくれる。
「大丈夫?」
「う、うん、ありがとう…」
だいぶ楽になってきた。
「うっ 生暖かい…」
気分も落ち着いてきた僕は命令どおり口から吐き出したパンツを再び着用した。
オシッコと唾液でビチャビチャに水分を吸った下着は当然不快感を催させる。
正直今回のコンボはキツかった…。
でも、まだまだ先は長い…。
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《士郎》【プレイヤー:シロのターンです】皆が辱めを受ける中、俺はまだこれと言ってなにも恥ずかしい行為はさせられていない。
俺もこれから同じような目に遭うのかと未来を恐れる気持ちが大きいけど、皆が恥ずかしい姿を強いられるなか、自分だけがいまだ助かっているということに少し罪悪感を感じてしまう。
もちろん、これから俺だけが助かるということはないだろうけど…。
俺はこれからどんな目にあうことになるのだろうか…。
コロリ…コロリと画面で回転するダイスがまた一つ運命を決める。
【クエスト:パンツ以外の衣服をすべて脱ぐ】脱衣命令としてはそう恥ずかしい部類ではないかな…。
すでに全裸にさせられているプレイヤーがいる中、性器を隠す衣服を身につけている状態では大したことないといえるだろう。
ずいぶんツイている。
ただ、これが嵐の前の静けさでないことを祈りたいかな…
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《理央》士郎がパンツだけを残し、衣服を脱いでいく。
特に操られている様子はない。
どうやら、クエスト達成のための行動であれば自らの意思で動けるようだ。
だからと言って羞恥を感じるクエストを自分の意思で行えるかというと話は変わってくるけど。
特にハプニングも無く、また俺のターンがやってきた。
ちなみに士郎がはいていたのはフィット感のよいボクサーブリーフだった。
【プレイヤー:リオのターンです。】コロリと転がったダイスはクエストマスへと俺を進ませる。
【クエスト:部屋の窓から外に向かって小便する】今回の命令はまだ軽いほうかな…。
普通なら断固拒否する命令だけど、逆らうことはできない。
窓の外を見ると、外から見られそうな所に人通りは無い。
やるなら今がチャンスだろう。
ガラッタイミングを逃して目撃されるよりはと思い、俺は自らの意思でクエストを実行することにした。
外から吹き込む風が裸身を撫でていく。
俺は窓際に立つと自らのチンチンをつまみ外へと向けた。
チョロ チョロロッ ジョロ…ジョロ…窓から地面へ向けて黄金の液体がアーチを描き降り注ぐ。
羞恥と開放感を感じながら外へと放尿する俺をみんなが見ている。
しかし、そこに笑いはない。
次にやらされるのは自分だし、こんなのは楽な方だと分かっているから…。
放尿は徐々にその勢いを弱め、ついには止まる。
俺は軽く雫を切ってゲーム機の前へと戻る。
まだまだゲームは始まったばかり…
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《類》【プレイヤー:ルイのターンです】「もう、やだよぉ…」
ぼくの気持ちとは無関係にまた僕の体が勝手に動き、コントローラーを手に取るとダイスを動かした。
【イベント:性欲強化(レベル1)】「せいよく…きょうか?」
よくわからない。
何かが強くなるのはわかるけどなにがどうなるの?
戸惑う僕の体は、理解しようがしまいが関係なくその内容を忠実に実行する。
ハァハァと息が荒くなり、体が熱くなってきた。
そして、体がうずきはじめてきた。
「ん…なんか、からだ、へん…むずむずするぅ…!」
なんか体が『うずうず』するっているか、『むずむずーっ』てするっていうかとにかく変だ。
特におちんちんのあたりがムズムズして、ついつい触りたくなる。
「うぅ~っ」
もどかしくて「む~」とか「う~」とか声が出てしまう。
どうしたら楽になれるんだろう…?
その方法がわからずもどかしい。
体をこすったり、つまんだり、もんだりしてもムズムズは消えてくれず、むしろ強まっていく。
「んぅーっ あぅぅ~っ ムズムズするよぉ どうしたらいいの?」
もどかしさに悶える僕をみてお兄ちゃんが教えてくれようとする。
「類、性欲ってのはエッチな気持ちのことなんだ」
「ぼくいまエッチになってるの?」
「そうだ。エッチな気持ちをむりやり強くされてるからムズムズするんだ。」
「どうしたらいいの…?」
「エッチな気持ちを手っ取り早く治すには
……………………………するんだ」
「えっ?おにいちゃん、聞こえないよ?なんて言ったの?」
「!? この声の大きさで聞こえないはずないぞ?
……………………………するんだ」
「やっぱり聞こえないよぉ」
「そうか、このゲームのせいで大事なとこだけ聞こえないようにされてるんだ」
「うぅ~ がまんするしかないの?」
「楽にしてやりたいけど…ごめんな…たぶん俺がしてやることもできないみたいだ」
「うん…がまんする…」
「自分でできればいいんだけど…多分それもダメなんだろうな」
「あぅ…」
ぼくは結局どうしたらいいかわからずに体のムズムズを我慢することにした。
とてもじっとしていられずに体のあちこちをいじりまわす。
その結果、おちんちんをいじっているときが一番楽で何か気持ち良かったので、おちんちんを手でいじりながらこらえる。
うぅ~ はやく何とかしてよぉ…
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《薫》また自分の番が回ってきてしまった。
それにしてもこのゲームは本当にどうなっているのだろう?
催眠暗示にでもかけられているのだろうか…。
正体がわかってもこの辱めから解放されるわけではないけど…。
【プレイヤー:カオのターンです】今回のクエストは…
【クエスト:ストリップショー】ストリップって何?
僕はストリップが何なのか知らなかったけど、テレビから曲が流れだすと体が動き出す。
♪~♪腰をくねらせ、お尻を振りながら体は勝手に踊り始めた。
「ストリップって踊りのこと?」
僕はてっきり当たりのクエストだったのかと期待してしまった。
そんなわけないのに…。
淡い期待はすぐに打ち砕かれた。
ぼくの両手が衣服に手をかけシャツを脱ぎすてたからだ。
ここにいたって僕はストリップの意味を理解する。
脱衣ショーのことだったんだ。
少しづつ服を脱ぎながらみんなへとエロティックなショーを見せる。
士郎の顔の前に股間を近づけ、触れる直前の距離でズボンを脱いでいく。
股間のふくらみが見えそうなところで後ろを向き、お尻を突き出して鼻先をかすめるように振り振りと腰を振る。
少しずつズリズリとズボンを下げ、足首まで下りたところで一気に足に引っ掛け放り投げる。
パンツだけの姿となった僕は一度離れると股間を撫でさするようにこねまわし、その膨らみを見せつけた。
オシッコと唾液を吸い込んだパンツは黄色く変色し、ひどく臭う。変態的な姿を見せつけるようなダンスの後、今度は理央に接近し、理央の鼻に股間を近づけた。
鼻先すれすれで腰をグラインドさせ、鼻先に膨らみを密着させ押し付けた。
「!」
理央からすればひどくくさいだろう。
股間を押しつけたまま腰を動かしぐりぐりと押し付けられる膨らみ。
その格好のままお尻側からパンツをずり下げお尻が半分ほど露出したところで密着させていた腰を引き、前もチンチンが見える直前までパンツを下ろした。
そして皆から見える真ん中の位置へと移動し、ゆっくりとパンツを下ろす。
腿を超え、膝を通り、足首まで到達してとうとう一糸まとわぬ姿になってショーは終わりを告げた。
流れていた音楽が止まるとともに体の自由がきくようになると反射的に股間を隠して座り込む。
顔が熱い。
きっと今ほっぺた真っ赤になってるよ。
「うぅ~恥ずかしい~…」
もうみんな脱がされているとはいえ恥ずかしいものは恥ずかしい!
。
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《士郎》
薫のストリップショーが終わり、妙な空気が流れる。
なまじ美少女顔なだけにとてもエロかった。
勃起しちゃった…。【プレイヤー:シロのターンです】なんとか軽いのになれ…!
コロ…あ…このマスさっき…
【クエスト:おもらしする】やっぱりさっき薫が止まったマスだ…。
思わず薫と顔を見合わせた。
「あ…」
「だ、だいじょうぶ!僕もおもらしさせられたから恥ずかしくないよ!」
いや、やっぱり恥ずかしいんだけど…
逆らっても無駄なだけに余計な抵抗をしなかったため尿意はすぐに高まり、決壊を始めた。
チョロッ
ジョロロロロロ…瞬く間に吸いきれなくなったおしっこが足を伝って床に流れる。
パンツしかはいてないので大量のおしっこがあふれ出し床を汚していった。
「ぅ…」
パンツをしたままおもらしする妙な開放感があり、すこし恍惚としてしまう。
ほどなく放尿はとまり、まわりも心得たものとばかりにタオルを放ってよこす。
パンツと足、床を掃除してまた座る。
ビチャビチャに濡れた下着がとても不快だった。
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《理央》【プレイヤー:リオのターンです】プレイヤーリオのターンです
これで5回目のターン。
あと何回やれば終わるんだろう。
まだまだ終わりは遠い…。
今回のマスは…
【クエスト:性器舐め】先ほどのようにダイスで相手を決めるみたいだ。
ダイスの結果、相手は類ということになった。
類と向かい合い、類のチンチンに視線を落とす。
類のチンチンはマス命令によって限界まで勃起し、表面には血管が浮き上がってその存在を主張していた。
ゲームによって操られ、顔とチンチンの間の距離は縮まっていく。
早熟すぎる成長を遂げたそのペニスは包皮もそれに伴ってムケるようになっているためか、清潔で、あまり臭いとは感じない。
そしてその距離はゼロになり舌先が触れる。
ペロ…「ンッ」
チンチンに触れる未知の感覚に震える弟。
ペロ…
ピチャ…「ふぁっ くすぐったいけど気持ちいい…」
アイスキャンディを舐めるように舌先を滑らせる。
ちょっとしょっぱいかな…?
思ってより変な味はしなくてほっとした。
「んっ…」
舌がぬめぬめと這うペニスは唾液に濡れ、淫靡に輝いている。
類のチンチンの先端には唾液ではない粘液がにじみ、唾液と混ざり合っていった。
そのまましばらく強制的に性器を舐めさせられること数分、急に体が操られるのが終わった。
「ぁ…やめ、ちゃうの…?」
類はトローンとした目つきでもの足りなさそうにしていた。
でも俺の順番が終わった以上、次は類の番が回ってくるんだ。
ゲーム画面はすでに次の順番への指示を出している。
【プレイヤー:ルイのターンです】しかたなくコントローラーを握り、ダイスを振る類。
今回の内容は…
【イベント:精力増強(レベル1)】先ほどに続いてまた強化系イベントのようだ。
いまいち意味がピンとこないのだけれど、単語から判断する限り精液を増やすとかかな?
それか精力剤とかあるし、元気にさせる効果かもしれない
「なあ、体はどうだ、大丈夫か?」
類に問いかける。
「うん…まだ何ともないけど…ん?」
どうやら変化が始まったようだ。
あまり、大きな変化は外からは分からないんだけどチンチンのタマのほうが大きく膨らんできたように見える。
「なんかこんどはタマタマのほうが変な感じするよぉ…」
やっぱり見間違えではないようだ。
暫定的な結論は精液増量ってことかな。
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≪薫≫【プレイヤー:カオのターンです】次々と進んで再び自分の番だ。
ダイスを転がすと
【クエスト:恥ずかしい恰好を撮影】というクエストに決まる。
具体的にどうしたらいいのか戸惑い、動けないでいると操作が開始された。
僕は意思によらず立ち上がると自らの携帯電話を手に取り、それを理央に手渡した。
理央は「えっ、オレ?」とびっくりした様子だったがケータイを渡された瞬間、操作され始めたようでなめらかな動作で準備を始めた。
僕は操られるままにベッドに腰掛けた。
そして、自らのペニスに手を触れた。
「んっ」
グニグニといじられて膨張を始める僕のチンチン。
てっきりこのシーンを撮られるのかと思ったけど、理央に動きがないことをみるとまだのようだった。
そして、僕のチンチンは完全に勃起した。
ここからどうなるのかと思っていたら、体を腰かけたまま軽く後ろに倒したかと思うと足がパカッとM字開脚の姿勢となった。
さらに、お尻に手をかけてお尻の穴が皆に見えるようにくぱぁ…と左右に広げられた。
このポーズで撮影するということらしい。
携帯のカメラで何枚もフラッシュがたかれ画像に収められる。
「やっ…恥ずかしいよぉ…」
皆にお尻の穴が見られていると意識すると顔が紅潮し、恥ずかしく感じてしまう。
そして、撮影は終了し、これで終わったと思ったんだけど、なぜかまだ体は自由になっていなかった。
「え、終わったはずなのに…?」
混乱している僕の目の前で、理央も眉根を寄せ訝しがっていた。
そして、すぐになぜまだ動けなかったのか答えはすぐに出た。
そう、まだ終わっていなかった。
理央の指はゆっくりと動作を始めた。
そして、画面を見ることのできる理央にはその意味がわかったようだ。
「あ…まさか…!」
「なに?どうしたの?!」
「今の写真を添付ファイルにしてメール作成画面を操作してる!」
「!! やめっ やだっ 」
「くっ やっぱり全然逆らえない…!」
「やだよっ! やめてぇっ!」
「アドレス選択画面になっちゃった!」
「それだけは許してっ」
理央の手はそこまで操作を進めると、僕に携帯の画面を向け、見せつけるようにアドレス帳を順番に進んでいく。
僕にとっての悪夢のランダムロールが行われていた。
「おいっ 画面に指示が出てきたぞっ」
士郎が叫んだ。
画面を見てみると
【ダイスを振って1~3ならアウト、4~6ならセーフ。ダイスを振ってください】とメッセージが表示されていた。
ふざけるなと言ってやりたいが、相手がゲームではどうしようもなかった。
今できることはなんとか4以上の目を出すしかない。
コントローラーに飛びつき、ダイスを振った。
「おねがいっ」
コロッ
コロッ
コロッ
コロン…画面上をゆっくりとダイスが転がっていく。
コロリ…。そして出た目は…
【3】「いやだぁぁぁぁぁぁああ!うぁぁぁぁぁぁああああああああああああっ!」僕の目には送信中の文字が映っていた。
そして送信が終了してしまった。
そして、そこで体の自由を取り戻す。
「あ、あ、あ…」
涙を流し、嗚咽を漏らしながら、手に取ったメールの送信履歴を確認する。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
to: 黒古 士郎
件:(non title)
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 「グスッ ひぐっ えぅっ…?」
♪~♪このタイミングで士郎のケータイが着信を知らせた。
そう、神の慈悲か、悪魔のきまぐれか送信先は士郎のケータイだった。
「あ、あははははははははっ た、たすかったぁ…」
僕は一転して喜びと安堵による涙をこぼしたのだった。
--------------------------------------------------------------------------------
≪士郎≫
【プレイヤー:シロのターンです】薫の例は本当に運が良かった。
でも今度同じような内容なら奇跡は起きないだろう。
今回の命令は
【クエスト:排便する】「うっ…」
すぐに耐え難い便意が襲ってきた。
ギュルギュルと鳴り始めた下腹部の辛さに脂汗が出てきた。
抵抗しても無駄とは思っていてもウンチをもらす屈辱にがまんしていたがもう限界だ。
「ぐぅっ はぁっ はうぅ…も、もうだめ…」
プッ
ブリ…
ブリ…
ブリリッ…ついに我慢は決壊し、自らに唯一着用を許された下着の中に排泄し始める。
皆にウンチをパンツの中におもらししてしまう姿を見られる恥辱の瞬間だ。
顔をうつむかせながら羞恥に耐えた。
みるみるとボクサーブリーフはは容積を増し膨らんでいく。
排泄が止まると、たっぷりと排泄され膨らんだパンツから入りきらなかったウンチが足元を汚していた。
床とパンツを汚したウンチは部屋の空気を汚し、とても臭う。
「皆、部屋の中くさくしてゴメン…」
みじめさに涙があふれた。
みんなは俺を責めず、励ましてくれたがお尻に感じる確かな異物感が自分を落ち込ませずにはいなかった。
俺はもちろん汚れたパンツを脱ごうとしたのだけど、今迄のように操作され、脱ぐことは許されなかった。
そして、今回はそれならこれだけでもと思い、パンツの中をきれいにしようとしたがそれすらも許されなかった。
どうやら、とことん尊厳を奪い去るつもりのようだ。
仕方がないので床にこぼれおちたウンチだけをきれいにした。
窓を開けて換気したものの、臭いは薄れる程度で依然として部屋中に漂い続けている。
当然だ。
俺のパンツの中にはまだウンチが大量に残ったままなのだから…。
ただただ、皆に申し訳なく、ひたすらみじめだった。
どうしようもないのでがまんして床にそのまま座るしかなく、お尻の下で感じるムニュッとした感覚が不快でしょうがなかった。
--------------------------------------------------------------------------------
俺たちはわかってたんだ…
こんなのはまだ序の口なんだって…
ゲームは始まったばかりだ。
きっとまだまだ先があるんだって…
でも、願わずにはいられなかったんだ…
もう終わりにしてくれって…
でもそんなわけがなかった…
喜劇はまだ始まったばかり…
ほら、悪魔の笑い声が聞こえる…ヒャーッハハハハァッ
--------------------------------------------------------------------------------
{続く}
- 2010/01/20(水) 03:47:32|
- 傀儡の宴
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